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【規制緩和?】パチンコの新時短・天井時短とリミットについてわかりやすくしてみた!

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今回は以前に紹介したパチンコの解釈基準の改正について掘り下げてみたいと思います。

 

pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com

 

この話自体は年始頃からあって、規制緩和だと噂になっていました。

結局は解釈基準の変更によって内規を制定するという形になったようですが、これまで100回が上限だった時短の回数を変えたり天井時短のようなものが可能になるなど実質的な規制緩和じゃないの?ってことで大きく話題に・・・

 

なると思っていたんですが、思ったより気にされてない!

個人的には良くも悪くもゲーム性なんかにかなり影響が出る部分かなと思っていたので意外でしたが、2020年4月1日から設置開始ということを考えるとそろそろ開発も進んでいそうな気がするので、何が変わるのかをわかりやすくまとめてみることにしました。

 

※個人的な解釈なので間違ってる可能性もあります!

 

 

 

 

大当り後に発動する時短

原文抜粋

役物連続作動装置の作動終了時を契機として変動するものであって、当該変動が、条件装置の作動確率が高い値となっている間又はあらかじめ定められた回数の条件装置の作動に係る抽せんを行うまでの間に限られているもの(変動している間に獲得された遊技球数を発射された遊技球数で割った値が、1を超えないものに限る。)

 

わかりやすくしたもの

大当り終了時を契機として電サポ発動、確変中またはあらかじめ定められた回転数まで続けてOK

ただし打ち出した玉より賞球は少なくなるようにしなさい、要するに増えちゃダメ

 

解説

元々時短は大当りを契機に発動するものだったので、その点についてはこの項目では特に変更なし。

唯一の変更点としては、元々時短回数は100回が上限と決められていましたが「あらかじめ定められた回数」に変更されているので上限が撤廃された形になります。

 

天井時短

原文抜粋

条件装置の作動確率が低い値となっている間に、条件装置の作動に係る抽せんの結果につき、設定ごとにあらかじめ定められた回数連続して(1/MLの2.5倍以上3.0 倍以下の回数に限る。)条件装置が作動しなかったことを契機として変動するものであって、当該変動が、あらかじめ定められた回数の条件装置の作動に係る抽せんを行うまでの間に限られているもの(変動している間に獲得された遊技球数を発射された遊技球数で割った値が、1を超えないものに限る。)

 

わかりやすくしたもの

低確率(通常時)の間に確率の2.5倍~3倍まで大当りを引けなかった場合、あらかじめ定められた回数の時短に突入してもOK

ただし増えちゃダメ

 

解説

元々は大当りを契機にしか発動できなかった時短が、回転数によって発動できるようになるみたいです。

確率の2.5倍~3倍というのは、例えばミドルの1/320だとすると800G~960Gの間で好きに決めていいよってことですね。

パチスロで言うところの天井RTのようなイメージになりそうです。

 

 

突然時短

原文抜粋

条件装置の作動確率が低い値となっている間に、特別図柄表示装置にあらかじめ定められた図柄の組合せ(条件装置及び特別電動役物を作動させることとなる図柄の組合せを除く。)が表示されたことを契機として変動するものであって、当該変動が、あらかじめ定められた回数の条件装置の作動に係る抽せんを行うまでの間に限られているもの(変動している間に獲得された遊技球数を発射された遊技球数で割った値が、1を超えないものに限る。)

 

わかりやすくしたもの

通常時、液晶にあらかじめ決めてある特定のハズレ図柄の組み合わせを表示した上で時短に突入させてもOK

でも増やすな

 

解説

見た目上は突確の確率が変わらず電サポだけが発動する版といった感じでしょうか。

2R当たり等で代用可能なものではありますが、大当りを経由せずに発動するというものなので振り分けに影響しないという特徴があります。

また大当たりを引かなくてもいいので、ミドル機でクッソ回らないけど高確率で時短発動してその間がチャンスみたいな変則的なゲーム性もできたりするかも?

 

 

共通する点

時短回数について

原文では「あらかじめ定められた回数」とされていますが、内規では通常時の大当たり確率の3.8倍までとされたみたいで、単純計算だと以下の回数になります。

1/319⇒1200回ぐらい

1/199⇒750回ぐらい

1/99.9⇒380回ぐらい

まぁ十分と言えば十分ですが・・・稀にスルーしそうな感じですね(´・ω・`)

なお天井や突時非搭載の場合は特に制限がないようです。

 

性能は一定であること

これは設定付きパチンコに関係するものですが、設定によって時短回数などの性能に差をつけることはNGです。

また天井時短や突然時短については、その確率も設定共通で一定である必要があります。

 

増えちゃダメ

これは旧基準からそうでしたが、電サポは基本的に増える性能を持ってちゃダメとされています。

もちろん止め打ちやひねり打ちなど技術を駆使すれば増える場合もありますが、普通に打っていて増えるような作りにすることはできません。

 

 

リミットについて

これまで1種類のみとされていた確変のリミットを2種類搭載可能になります。

ただし大当り図柄に紐づけてわかりやすくしたうえで、その振り分けの最低値が10%以上である必要があります。

 

例えばリミット5回と10回の2種類を搭載した場合、その振り分けは最低でも3回90%:10回10%以上じゃないとダメって感じですね。

時短突破型のようなゲーム性で1%や0.5%の大当りにのみ大きなリミットをつけるといった使い方はできないみたいです。

 

 

あとがき

結構大きな変更だと思うんですが、そこまで話題になっていないのはまだ搭載機が出ていないからでしょうか?

4月から出てくるということはそろそろ検定通過してくる機種があってもいい気がする!

 

一番最初の機種というのはそれなりに注目度も高くなりそうですし、この変更をメーカーがどういった使い方をしてくるのか気になりますね