2段階抽選を採用した特殊機「Pにこパチ豆」を1段階相当の確率にしてみた
特殊なシステムを採用した「Pにこパチ豆」が12月17日に導入されます。
導入数は1000台程度と少ないようであまり見かける機会は少ないかもしれませんが・・・なかなか挑戦的な機種なので紹介したいと思います。
にこパチなんて名前でほんのり匂わせていますが、コイツは大当たりまでに2回の抽選を突破しないといけない2段階抽選システムになっています。
その代わりに1つ1つの抽選は当たりやすくなっているってことですね。
ほんとぉ?(・´ω・`)
まず初めに感じたのは騙されてんじゃねぇか感でした。
だって1/10×2段階でも1/100なのに、いきなり第一抽選で1/28なんだもの
まぁ計算してみない事にはわからない・・・ってことで
一段階抽選相当の数値にすると何分の1ぐらいになるのかを計算してみました。
基本スペックやシステム面も考慮しつつ見ていきましょう。
基本スペック
Pにこパチ豆MHK(ミドルスペック)
Pにこパチ豆BNK(甘デジスペック)
特殊な二段階抽選
見るからに辛い・・・けどこれにはちゃんと理由があります。
この二段階設定というものはP沼や天龍∞のようなクルーンを2段想像し、分母の数だけ穴を開けてそのうち1つを当たり穴にすればイメージしやすいでしょうか
28個の穴がある1段目クルーンと設定ごとに穴が違う2段目クルーンって感じです
・・・むしろしにくい?
とにかく2段階目の抽選を受けられるのは1段階目の抽選を通過できた1/28のみなので、単純に計算すると
ミドル⇒1/453.6~1/375.2
甘デジ⇒1/196~1/156.8
となります。
これではミドル・甘デジどころか旧MAX機・ライトミドルです。
が、これはシステムを考慮してないので間違った確率です。
Pにこパチ豆の二段階抽選は、まず1段階目の抽選に当たると電チューが解放します。
この電チューに入れることで2段階目の抽選を受けることができ、それも当たれば大当たり、ハズレなら改めて1/28を引いて電チューを開くところからやりなおしとなるシステムになっています。
1回転+保留4個分の最大5回抽選を受けられます。
基本スペック表の低確2段階目確率×5回です
これを考慮して計算しなおしてみましょう。
まず2段目の抽選を確実に5回受けたと仮定した場合の、実質的な2段目の大当たり確率です。
Pにこパチ豆MHK(ミドルスペック)
Pにこパチ豆BNK(甘デジスペック)
後の計算用に分数と%どちらも記載していますが、どちらも同じです。
なかなか当たりやすそうですね。
あくまで5回しっかりと抽選を受けた場合なので、釘が悪かったり打ち損ねてしまったりで5個入らなければもっと下がってしまいます。
ただ重要なシステムの根幹ですし、基本的にしっかり5個入るゲージのはずなのでこれが2段目の大当たり確率と考えて良いと思います。
さて、では実質的な2段目確率を使ってトータルの確率を出してみます。
Pにこパチ豆MHK(ミドルスペック)
Pにこパチ豆BNK(甘デジスペック)
これ合ってるのか・・・かなり甘い数値が出てきました。
全体的にミドルスペックで甘デジ、甘デジスペックは黒歴史のちょいパチに匹敵するレベルの確率になってますね。
10Rの出玉が実質約630個と少な目なのでこれぐらいなんでしょうか?
正直どこかミスってそうで不安な結果ですし、平均出玉を計算したり、回転数がどれぐらいなのかを知らない事にははっきりとは言えません。
あくまで導入前の評価として、意外と甘いかもしれないとだけ言っておきます(゚ω゚ )
あとがき
5回抽選を受けられるという点が意外にも大きく、トータルで考えるとかなり高い確率で出ました。
数値などは全て公式を参考としているので基礎部分に間違いはないはずですが、2段目については公式サイトの確率部分に、電チューに弾が入り怒豆ミッションに発展した際の大当たり確率を表記している旨の記載がありました。
当ブログでは1回転の確率として計算していますが、もし怒豆ミッションそのものに発展せず保留を消化するパターンがあれば確率が大きく変わることもあるかもしれません。
試打動画などを見る限りはそういったことはないように思いますが、本記事執筆の12月15日時点ではまだ導入前の機種なので、あくまで参考や考察程度としてとらえてくださいね。
さて、今回はここまでとなります。
この記事を読んでPにこパチ豆を打つ全ての方の豆が怒り狂いますように