【検証】確率は何回転ぐらいで収束するものなのか?実際にシミュレートしてみる[1/319編]
今回は検証企画
パチンコは確率ゲームであり、確率は収束するものなのでボーダー以上を打てば理論上負けることはない!
ですが、負けた時に1~2日スパンでブレるのは当たり前、期待値は取れた!というある種の言い訳もよく聞きます。
これはよく聞くボーダー理論で、その事自体は確かに間違いないと思うんですが・・・こう思った方も多いと思います
実際のところ何回転ぐらい回せば収束するんだ?
そんな疑問を解消するべく、今回は実際にシミュレートを繰り返して何回転ぐらい回せば収束したと言えるのかをチェックしてみました。
検証方法
今回使わせていただいたのはこちら
このシミュレーターをお借りし、1/319.7の確率で各回転数を回した結果初当りが何回取れるかのシミュレートを10回行ってどれぐらい収束するのかを確認してみました。
もちろん試行10回程度では少ないですが、凡そブレの有無が確認できれば良いということで見ていきたいと思います。
なお「収束」の定義については、プラスマイナス25以内の分母のブレが1回以下と考えています。
4500回転
まずはパチンコを1日打った時の回転数とされる4000~5000回転、その中間をとって4500回転で見ていこうと思います。
さすがに4500回転ではまるで収束してないですね
平均で言えば4500回転で初当りが取れる回数は約14回ぐらいなんですが、試行7回目と9回目を見比べると平均を超える回数を取れていても大当り1回の違いで分母に20近い差が生まれています。
さすがにこれでは収束したとは言えないですね
あと、試行2回目の1/900は完全に外れ値です。
実践でこんなことになったら死んでしまう(;´Д`)
17500回転
次は17500回転で試しましょう。
これはパチスロの出玉試験での長時間試験の回転数なんですが、パチンコの試験は最大が10時間で133%と1日の範囲内に収まってしまっています。
なので、出率としては同じぐらいに設定されているだろうという考えのもとパチスロの試験から採用してみました。
やや収束を見せ始めていますが、まだまだ甘い感じです。
特に3回目・4回目・6回目・8回目にブレが大きく、10回のうち4回もブレているようではまだ収束とは言えません。
関係ないですが、さすがにこれだけ回せば4桁以上のハマリと1桁内での連チャンは1回ぐらいは出るみたいですね。
50000回転
一気に増やして5万回転で行きます!
選んだ理由は特にありません、5万も回せばさすがに収束するんじゃないかと思っただけです('ω')
結果としては・・・う~ん?
ほとんど収束自体はしてきてると言ってもよさそうですが、思った程でもないかも
プラスマイナス30を超えるブレが3回起きているのが気になります。
ここで終わると思ったんだけど甘かったです。
80000回転
5万からさらに3万追加して8万回転!
そろそろ1回のシミュレート時間も長くなってきているので頑張ってほしい所
結果は・・・
当初の目標だった分母プラスマイナス25以内にすべて収まりました
プラスマイナス20で考えるとまだ4回も抜けてしまっていますが、これ以上の収束を考えるなら何十万回転という膨大な数が必要になってくるので、普通のユーザーが普通に打っていて回せる回転数としては現実感がなくなってきます。
ということで、これで収束!
さすがにこれだけ回すと2000以上のハマリも1G連も当たり前のように出てきますね。
3000ハマリも1回出ており、10倍ハマリなのでまぁあり得るっちゃあり得ますが現実に起きてしまうとほぼ1日当たらないわけで・・・ブチギレまっしぐら(ノД`)・゜・。
あとがき
確率の収束と言うと1/319.7に限りなく近づくと考えがちですが、現実的な範囲で言うなら数万回転でプラスマイナス30の間ぐらいに収まる程度と考えるべきですね、数字にすると1/350~1/290です。
イメージと言うかなんというか端数の19.7の部分が意外と影響していて、1/290だと収束しているように感じますが1/350だと大きくブレているように感じます。
1日の範囲内で「1/319のはずが1/500しか当たらない、遠隔だ!」なんてよく聞く話ですが、当たり前に起きる確率でしかないってことですね。
確率ってぇのは理不尽なんだ(´・ω・`)
当たり確率や引き戻し率なんかが知りたい方は合わせてこちらもどうぞ
pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com