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読めばふんわりとわかるパチンコ・パチスロの原作ストーリー[まどマギ編]

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ふわっと原作シリーズ第三弾

今回は6号機の新作が出るってことで話題になっている魔法少女まどか☆マギカです。

 

初代が登場してからもうすぐ6年

その人気は今でもがっつり現役ですが、原作の初回放送は2011年の1月で、なんと8年前の作品です。

時が過ぎるのは早いですね・・・(´・ω・`)

 

そんなまどマギ

パチスロは打ったことのある人が多いと思いますが

キャラデザインやタイトルの名前からなかなか原作にまでは手を出してない人も多いんじゃないか?ってことで、今回はその原作ストーリーについてふんわり解説していきます。

 

が、正直なところ色々な要素が絡み合ったややこしいストーリーなので、所々に簡易版を挟みたいと思います。

 

※6号機で登場予定の劇場版「魔法少女まどか☆マギカ-叛逆の物語-」ではなく、基本となるTV版ストーリーをメインにしていきたいと思います。

 

 

 

 

概要と背景

そもそもどんな作品なのか?

 

ネーミングやキャラクターの見た目から、日曜朝の子供向けアニメのような印象を受ける本作ですが・・・実はとんでもないダークストーリーです。

エピソードボーナスとかを見て勘のいい人は気付いてるかもしれませんね!

 

登場人物はほとんど、見滝原中学校に通うごく普通の女子中学生です。

主人公である鹿目まどかは、ある日友達と一緒に買い物に来ていたショッピングモールでほむらに追われているキュウべぇに出会い、魔法少女という存在を知ることになります。

 

街を陰ながら守る魔法少女に強く憧れつつも、魔女と戦う事への恐怖でなかなか魔法少女になることを決意出来ないまどかは、先輩である巴マミと行動を共にして協力者のような立場になりますが、協力しながら魔女と関わっていく中で頼れる先輩だった巴マミが魔女に敗れて死亡してしまいます。

 

先輩の死でさらに恐怖感が増す中、願いを叶えるために先に魔法少女になった友達の美樹さやかが、魔法少女という存在の真実や恋の関係で絶望してしまい死亡します。

 

友達が次々といなくなり悲しみに暮れるまどかですが、悲しむ間もなく誰も勝てないと言われるワルプルギスの夜が襲来

そのままでは大きな被害が出ることに・・・

 

迷い続けるまどかですが、最後には全てを救うという願いを叶えるため魔法少女になることを決意します。

 

魔法少女まどかマギカって名前でありながら、大まかな流れはまどかが魔法少女になろっかなーどうしよっかなーって迷うことを大筋に、様々な伏線が絡み合ったストーリーですね。

 

伏線については各項目で解説していきます。

 

・簡易版

キュウべえ「僕と契約して魔法少女になってよ!」

まどか「どうしよ、怖いし・・・」

マミ「魔法少女いいよー、めっちゃいいよー、あっヤバイ死ぬわ」

まどか「マミさん死んだ、怖すぎるやろ」

 

さやか「魔法少女になってみた」

仁美「幼馴染の上条君もらうで」

さやか「絶望した、死のう」

まどか「さやかちゃんまで死んだ、もうアカン・・・」

 

ワルプル「来たでー」

見滝原市「あ、これ終わったわ」

まどか「もうやるしかない、魔法少女になるから全ての魔女消してくれ」

 

ワルプル「この私がワンパンで・・・(消」

 

キュウべぇ「まどか神になったわ」

ほむら「こんなん死ぬよりひどいやんけ!」

まどか「ええんやで(◜ᴗ◝ )」

 

 

魔法少女キュウべぇ

魔法少女はざっくりと言えば

普通の女の子が叶えたい願い事をキュウべぇに告げると、キュウべぇが願いをもとにソウルジェムを生み出すことで魔法少女になります。

 

が・・・

 

このあたりが実はめちゃくちゃダークな設定になっていて

そもそもソウルジェムって和訳すれば魂の宝石ですよね?

・・・そうなんです、魂なんです。

魔法少女というのは、キュウべぇが人から魂を抜き取ってソウルジェムに詰め込んだ状態のことです。

ソウルジェム自体が本体で、キャラクターはいわば遠隔操作のラジコンみたいなものですね。

だからこそ人間としての限界を超えて戦うことができ、また痛み等で動きが鈍る事もないわけですね。

この事実がさやかちゃんが絶望した原因でもあります。

 

で、それをやるキュウべぇ

コイツは当然ゆるきゃらなんかじゃありません、めっちゃ腹黒い奴です。

 

キュウべぇは実は他の惑星の生命体、要するに宇宙人です

キュウべぇたちは生物に個体という概念がなく、意思をネットワークのようなもので統一しているので個人の感情というものがほとんど存在しません。

ただ稀に感情を持つものもいて、そういったものは精神病として扱われるようですが、その感情の起伏からエネルギーを取ることが出来るらしいです。

 

で、キュウべぇたちは考えた。

感情からエネルギーを取りたい、けど自分たちには感情がない。

だったら感情がある奴から取ればいいじゃない!

 

そんな結論から、個々が感情を持ちながらも集団生活を円満に営んでいる地球の人間

さらに感情が大きく動きやすいという理由から、思春期の女子がターゲットにされました。

あのゆるキャラのような見た目はターゲット受けが良いからあの見た目なだけだそうです。

なんて奴だ・・・

 

魔女ってなんなの?

前項で魔法少女は願いを叶えることで生まれると言う事を書きましたが

この願いを叶えると言う事と魔女の存在が密接にかかわってきます。

 

原作では「魔法少女は祈りから生まれ、魔女は絶望から生まれる」と表現されていますが

ぶっちゃけ結論を言ってしまえば魔法少女=魔女です

ソウルジェムが穢れきったものがグリーフシードですね。

 

まずは願いが叶うということを餌に思春期の女の子を釣り、言葉巧みに魔法少女にします。

これが魔法少女が祈りから生まれるという部分

 

そして魔法少女になった後、負の感情を抱くとソウルジェムが黒く穢れていきます。

エピボの鍵を握る穢れシステムのアレですね

 

この穢れが限界まで溜まると魔法少女は絶望し、魔女に変化します。

これは避けようがなく、全ての魔法少女はいずれ必ず魔女になります。

 

そして、この絶望という大きな感情のエネルギーをキュウべぇが取り出します。

魔法少女とは、絶望を収穫するためにキュウべぇが育ててる家畜ってことですね。

クソヤロウじゃないか!

 

簡易版

キュウべぇ「願いなんでも叶えたるでー」

JC「え、マジで!やった」

キュウべぇ「叶えたで、代わりにお前人間やめたけどな」

魔法少女「マジかよ、絶望した魔女になるわ」

キュウべぇ「よっしゃエネルギー回収や」

 

 

ほむらの正体とまどかの特異性

ほむらエピソードボーナスを見た方はなんとなく気付いているかもしれませんが

メインストーリーはほむらが何度もやりなおした時間のうちの1つです。

 

元々の時間軸ではまどかはすでに魔法少女になっていました。

転校生だった暁美ほむらは、メインストーリー中のまどかのように魔法少女ではなく協力者として関わっていた人物です。

 

一緒に活動していた2人ですが、ある日誰もに倒せないと言われる魔女「ワルプルギスの夜」が見滝原市に来ることになります。

大きな犠牲が出る事を理解しつつ放置するわけにはいかないと立ち向かうまどかですが、結局戦いに敗れ死亡することになります。

 

まどかの死に直面したほむらは、もう一度やり直したいと時間逆行を願いに魔法少女になり、時間を遡って今度は魔法少女としてまどかと一緒にワルプルギスの夜に挑みます。

 

が・・・エピボのムービー通り、結局負けてしまいます。

その時にまどかから、キュウべぇに騙される前に魔法少女にならないよう助けてほしいと頼まれ、約束を守るためにまどかが生き残る方法を求めて何度もやり直してるわけですね。

何度やってもまどかの死に繋がってしまっていますが、時間が戻って真相を忘れてしまっている他の皆と違ってほむらだけは全てを知っているので、どうしようもないと諦めてしまった瞬間に絶望に塗りつぶされて魔女化してしまうことを自分でわかっているので、やめるにやめられず何度も何度もやり直してます。

 

なお、まどかがクッソ強い魔法少女になった原因がこの時間逆行でもあります。

「まどかを助ける」という願いでほむらが時間逆行を何度も繰り返した結果、因果が集中して世界の中心が鹿目まどかになってしまい、莫大なエネルギーを生み出すことになりました。

 

 

ちなみに、あまりストーリーに関係はないですが

「コネクト」の歌詞は、このほむらの繰り返し中がモチーフになっているみたいです。

 

円環の理って何?

これは少し叛逆の物語の内容を含みますが、簡単に言えば魔法少女救済?システムですね。

 

ここまでの項目で魔法少女はいずれ必ず魔女に変貌してしまう運命にある事を解説してきました。

この運命を、フリーズの演出「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」という願いで魔法少女化したまどかが変えてしまったわけです。

魔法少女はいずれ絶望して必ず魔女になる運命でしたが、魔女になる直前にまどかの願いによって消し去られるので魔女にならずに消滅します。

これが円環の理に導かれて逝くってやつです。

 

・・・結局死んでないか?

 

 

あとがき

ややこしすぎてうまくまとめられなかった感がすごい(´ω`;)

 

なんとなく壮絶な物語だというのは伝わったでしょうか?

原作を知らずに「可愛い女の子が魔法の力で変身して活躍する」ぐらいのイメージでいた方にとっては衝撃だったかもしれませんが・・・エピボが結構不穏な空気出しまくってるんで薄々気づいてた方の方が多いかな?

 

ということで、まどマギは萌えの皮をかぶった鬱アニメでした。

ほんわかした雰囲気に騙されていたらマミさんの死を境に突然不穏な方へと転がり、最終的にはほぼ全滅です。

好き嫌いはあると思いますが、なかなか面白い作品ですし人気があるだけの理由があるって感じのものなので、気になった方は是非見てみてください。