6号機のAタイプが生き残る方法はあるのか?これからのAタイプを考えてみる
6号機の時代が本格的に始まってしばらく経ち、ほとんどのホールで6号機を見かけるようになりました。
今はリゼロの初動が良いので悲観的な空気は一時的に薄れていますが、有利区間2400枚規制やボーナス300枚規制で依然として先行きが暗い事に変わりはありません。
そんな中、来月頭にAタイプの中でも話題性の高いアクロス機のドンちゃん2が導入されます。
6号機初のAタイプってわけではないけどドンちゃん2の評価って結構重要だと思うんです。
BIGボーナスの出玉222枚という部分がどんな評価を受けるのか、ホールもユーザーも諦め9割・残り1割で動向を気にしてるって感じですよね。
で・・・
6号機で作るAタイプって、ボーナス中1枚賭け15枚払い出しで考えても280枚しか増えないわけで、作り手からすれば上限やら下がった出玉試験やら1600G試験の追加やら色々な制限があるんでしょうけど
そんな事知ったこっちゃないユーザー目線では、ぶっちゃけどんなスペックなら楽しく打てるんだろうか?という事を完全に独断と偏見で考えてみました。
前提条件
・BIGボーナスの出メダルは純増で280枚として考える
・出玉試験については一応気にするが、そこまで深く考慮しない
・上乗せ型AT/ARTはそちらがメインになるので除外する
完全Aタイプ
まずは基本中の基本、RTやART等が一切ついていない純粋にボーナスだけで出玉を増やす完全Aタイプから考えていきます。
ジャグラーやハナハナシリーズなどですね。
・・・とは言え、これって正直いじれるところはボーナス確率か小役確率ぐらいなんですよね。
ボーナス確率はあまり大きくいじっちゃうとおそらく出玉試験で落ちそうなので、1/100ぐらいまででしょうか。
小役確率はベースで考えて、1000円あたり45Gぐらい回せるのであれば280枚でもなんとかやれそうかも
・ボーナス確率は現状維持、ベース45G以上
・ボーナス確率1/100前後まで、ベースは現状維持
・ボーナス確率1/110前後、ベース40G以上
だいたいこんな感じかな?
完全Aタイプだとやはり当たりやすさと出玉のバランスが重要だと思います。
本当に当たりやすさを感じられるスペックなら、枚数は250枚ぐらいまで落としても大丈夫な気がします。
今思えば、京楽のゲッターロボは惜しかったですね。
払い出しはBIG155枚、REG60枚と少ないものの合算1/89.9~1/99.3でベースは46G~50Gぐらい。
設定1でもフル攻略で機械割101%となる甘めの仕様で、個人的には良くはないけど悪くもないなと思っていたんですが・・・
そもそもメーカーが自信なさすぎたのか、販売台数300台とあまりにも少なすぎました。
300台ってそんな少ないの滅多に見ないぞ(゚ω゚ ;)
A+RTタイプ
Aタイプ派生形の基本、ボーナスを基本として+αで純増0.3枚までぐらいのほぼ現状維持RTが付属したタイプ。
HANABIやクレアの秘宝伝、A-SLOT偽物語なんかがこれですね。
このタイプではやはりRTが何G付くのかという部分が大事だと思うので、今ある機種と同等の大当たり確率1/120~1/170ぐらい、ベース35G前後で考えていきます。
どれぐらいあればいいかなぁ・・・理想を言えば100Gぐらいあると嬉しいですけど、現実的には50Gぐらいかな?
ふと思ったんですが、5号機初期~中期ぐらいに導入された機動戦士ガンダムⅡ-哀・戦士編-のスペックってほぼそのまま使えませんかね?
BIGが2種類で最高300枚、REG枚数とRT数はガンダムの型番であるRX-78にちなんでそれぞれ78枚・78Gという甘めのスペックでした。
RTは完走型なのでG数あたりの出玉試験にもそれほど影響しないと思いますし、完走型RTの復権は意外とアリなんじゃない?
A+CTタイプ
まだ未導入ですが、Sザクザク七福神で方向性が示された新しいAタイプ
技術介入要素が高く至る所で目押しが必要になるのが特徴的。
基本的にはRTと同じく「減らさずに次のボーナスを狙う」というのがゲーム性の根幹だと思います。
技術介入要素のせいでフルウェイトで打ちづらいという面もあり、あまり長すぎても嬉しい反面大変だったりするので50~70Gぐらいがベターでしょうか。
その分出メダルがを230枚ぐらいあれば嬉しいかな?
特殊タイプ
厳密にはAタイプではないですが、リノのような特殊なタイプを考えていきましょう。
そもそもリノは6号機でスーパーリノXXを出しましたが、出玉試験のせいかボーナスの出玉が約105枚と少なすぎて受け入れられませんでした。
もしあれが6号機リノの限界値なんだとすれば、このタイプは無理でしょうね(´ω`;)
ちなみに、本当のAタイプとして過去にネットからドラキュラと言う機種がありました。
ボーナス確率は1/15ぐらいですが、小役優先制御を逆手に取って通常時(ボーナス成立状態)は1枚役がほぼ1/1で出現するのでボーナスを揃えられない。
純ハズレを引くとボーナスを揃えることができ、以降は内部ボーナスフラグが成立していないので、同時当選ボーナスを引いて潜伏してしまうまで1/15のボーナスが連チャンするというかなり変な機種でした。
その特徴からネオストック機と言われましたが、あまり人気になることなく消えて行った機種です。
このネオストックシステム、今ならやれるんじゃないか?
もちろんそのままと言うわけにはいきませんが、ゼロボをリプ連で隠すなんていうシステムもあったわけですし、進化させてゲーム性に幅が出ればやれそうな気がします。
ネットさんもう1回頑張ってみる気ないですか?
擬似ボーナスタイプ
擬似ボーナスの完全告知が可能なのかどうかわかりませんが、ジャグラーやハナハナのボーナスをそのまま擬似ボーナスのATかARTに置き換えてみるとかどうでしょうか。
イメージ的には沖ドキからモードの概念を取っ払ったようなものです。
6号機のボーナス上限枚数が減らされた時に一度は誰もが考えたと思います。
ボーナスをそのままATかARTにして、平均獲得350枚ぐらいにすればいいんじゃないかと!
タイプとしてはAタイプではなくなってしまいますが、シンプルにボーナスを擬似ボーナスに置き換えるだけならAタイプユーザーからも受け入れられそうな気がしますが、できないのかな?
あとがき
ということで色々妄想してみました。
冒頭にドンちゃん2のことを書きましたが・・・ぶっちゃけあれではちょっとね?
そりゃホールもユーザーも期待しないだろって感じのスペックですが、そんなに出玉試験の上限ってキツいんでしょうか?
上限300枚だけを気にするなら、ガンダム2のスペックを復活させるのはいけると思うんだけどなぁ。
あとはゲーム数が変動するARTが付くということで今回は除外しましたけど、大人気のディスクアップ。
あれは一つの完成形ですよね、ボーナス枚数250程度なのにARTとのループできっちりゲーム性を作り上げています。
・低設定でも甘い機械割
・技術介入が楽しいと感じるゲーム性
・芸術的な出目
設定1でも機械割103%という事で有名ですが、あくまでこれはフル攻略時のものであり非攻略の機械割は98.9%です。
技術介入で4%も上がるという「さぁお前らのビタ押しを見せてみろ!」と言わんばかりの仕様はスロッターの心をくすぐり過ぎました。
Aタイプ好きな人って実は結構多いと思いますし、そうでなくてもディスクアップのように面白ければファンは付くはず!
なんとか出率を維持できそうなバランスや方法が出てくると良いですね。