実は違う規則と内規 ~組合の闇と利便性~
今回はイヤ~な規制の話です
最近はつまらなくする規制ばっかりで嫌になりますね
利権やら何から抱えてるトップだけ失踪しないかな・・・
恨み辛みは積もれども、嘆いていても変わらない。
知っていたからと言ってどうなるものでもないけれど・・・規則と内規について紹介していきます。
緩和をお願いするしかない「規則」
主に警察が決めるもので、規則・規定と呼ばれるヤツ。
ほとんど法律みたいなもので、どんなに嫌でも守らざるを得ない。
オリンピックやサミットの前になると風物詩のように発動するほか、4号機のミリオンゴッドや最近ではビッグドリームなどの警察が予期していなかった爆裂機を抜け道的に出された後によく発表される。
組合との交渉次第では緩和されることもあるが、大半は徒労に終わる。
特に出玉が大きく増えるような緩和はまずありえないので、基本的には発表されたら終わり。
メーカーの組合が決める「内規」
パチンコ業界には、大きな3つの組合がある。
・全日遊連(全日本遊技事業協同組合連合会)
ホールが入る組合
ファン感謝デーとかやってます
くじ引いてなんか当たるかもよ~(当たりは入ってない)って感じのイベントっぽいやつ
・日工組( 日本遊技機工業組合)
パチンコ機のメーカーが入る組合
・日電協( 日本電動式遊技機工業協同組合 )
パチスロ機のメーカーが入る組合
内規はパチンコは日工組が、パチスロは日電協がそれぞれ作っているメーカーの内部規則です。
なぜメーカーがそんな自分の首を絞めるような規則を出すかと言うと、大きな目的は業界全体の健全化と自浄作用のアピール。
射幸性が高くなりすぎないようにこんなにも自分たちで厳しく規制してます、だから警察は規制しないでね(・´ω・`)
っていう予防線ですね。
無視はできない内規
前項で内規はあくまでメーカーの組合が決めた内部的な決め事だと言いました。
いっその事そんな内規を出す組合なんか入らなければいい、やめちまえ!
そう思った方もいるかもしれませんが・・・そうもいかない理由があるんです。
パチンコの日工組とパチスロの日電協ですこし状況は変わりますが
知識や技術を共有しようという名目のもと、特許をね・・・共有しとるんですわ
ということは、組合に入っていないと特許を使い辛い、又は場合によっては使わせてもらえないなんてことになるので、入らざるを得ないわけですね。
日電協に関しては最近はだいぶゆるくなり、脱退するメーカーもポツポツ見受けられますが、日工組まだまだ組合の力が強いようで、加盟していないと台を作れないレベルのようです。
ユーザー目線の良い点悪い点
良い点
面白いスペックが出た時に、早い段階で他者も類似スペックを出せること。
例えば、確変継続率が65%未満の規制が出た際に、享楽がCRぱちんこ魔法少女まどかで保留を利用した特殊スペックを用いて実質継続率80%を実現しました。
直後にSANKYOがCRフィーバー戦姫絶唱シンフォギアで同じような保留連で継続率を上げる機種に仕上げてきました。
後発のほうが人気になっちゃったのは・・・演出バランスがクソだったから
運でしょうかね(´・ω・`)
悪い点
組合に力があり過ぎる点、これは早急に改善すべきだと思う。
力関係としては警察が先生、組合が学級委員長みたいなものなんですが
たとえば規則や内規が変わった時、ホールの台が急に入れ替わるわけではないですよね。
今パチスロがまさにそうで、旧基準機の認定期間が残っていて人気もまだまだある。
しばらくは入れ替えずにメイン機として活躍してもらい、場合によってはみなし機としての活躍もあり得るかなーなんて思っていたら
学級委員長が言いやがるわけです。
先生、あいつらいつまでも旧基準機使ってます!
当然先生は怒って、いつまでに何割減らしなさいみたいな取り決めを作ってくるわけです。
ここで思い出さないといけないのは、この学級委員長はメーカーが集まった組合で、ホールは入れ替えとなるとメーカーから台を買うという事です。
新台買わせたいから本来まだ猶予のあった規制を進めてやろうみたいなことが間接的にできてしまうってことですね。
これはアカン
あとがき
規則と内規をメインとするつもりが、組合の説明みたいになってしまいました・・・
切り離せない部分ですし、かなりややこしい部分でもあるんですが
伝えたかったのは内規は最悪回避する方法もあるんだよってこと
最近はホールのプライベートブランド機なんかも軽く話題になったりしていますし
各メーカーとホールが手を取り、切磋琢磨して規制の波を乗り越えて欲しいですね。