パチパチ情報部

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読めばふんわりとわかるパチンコ・パチスロの原作ストーリー[あの花編]

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久しぶりの原作シリーズ、今回はまだまだ新台のあの花のストーリーです。

そのハナじゃねぇ!なんて声が聞こえてきそうですが気にせずにいきます(`・ω・´)

 

あの花はほんと名作で、できればしっかりと見て頂きたい作品なんですが・・・気になるけど見るほどじゃないなぁって意見が多いんですよね。

台が酷評なのがアカンのか!?

ならばせめて知ってほしい!ってことで、紹介していこうと思います。

 

なお、原作をそのまま演出って実はあんまりなかったりします(´・ω・`)

まぁそもそもがパチンコやパチスロになるようなコンテンツじゃないですしね!

 

※本記事はアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」のネタバレを多く含みます。

見る予定の方、また現在見ている途中の方はお気を付けください。

 

 

 

プロローグ

子供の頃、一つの幼馴染グループがあった。

・宿海 仁太(じんたん)

・本間 芽衣子(めんま

安城 鳴子(あなる)

・松雪 集(ゆきあつ)

・鶴見 知利子(つるこ)

・久川 鉄道(ぽっぽ)

の6人のグループで、毎日秘密基地に集まって遊ぶとても仲のいいグループだった。

 

ある日、天真爛漫なヒロイン的な立場だっためんまが川で足を滑らせて事故死してしまう。

残されたメンバーはそれぞれに後悔・罪悪感・劣等感・恋心などを抱えたまま、成長するにつれて疎遠に・・・

そんな中主人公のじんたんは高校受験に失敗したことがきっかけで不登校になり、自宅で鬱屈とした日々を過ごしていた。

 

序盤のストーリー

鬱屈とした日々を過ごしていたじんたんの元に、突然高校生の自分と同じぐらいに成長した姿のめんまが現れる。

自分の罪悪感やストレスが見せる幻覚だと思っていると、めんまが「お願いを叶えてほしい」と言い出す。

でも叶えてほしいお願いが何なのかがめんま本人にもわからない・・・あまりにも唐突な状況に混乱して受け入れられないじんたんは、つい幻覚のめんまを突き放してしまう。

 

夜になっても帰ってこないめんまの事が心配になり、行きそうな場所を巡っている間に昔使っていた秘密基地にたどり着く。

そこで幼馴染の一人ぽっぽと再会し、ふとめんまが現れたことを話してしまうが嘘や出鱈目と一蹴しないぽっぽを見て内面は昔と変わっていない事を知り、めんまのお願いを叶えるという事を目的に行動を共にするようになる。

 

とは言えお願いが何なのか分からないのでどうしようもない。

とりあえず思い出から探り、めんまが生前に欲しいと言っていたものを手に入れてみる事にする。

子供の頃欲しいと言っていたのけぞりモンスター(ポケモン的なやつ)のレアモンスターを今更ながらに手に入れてみる事にしたじんたんだが、友達同士で通信しないと手に入らずあなるの家を訪ねることにする。

最初は拒絶されるが、もともと落ちぶれてしまったじんたんを密かに心配していたあなるは、めんまが夢枕に立ったという話をきっかけに手伝うことになり、いつの間にか昔のように一緒にいることが当たり前のような関係に戻っていた。

 

なんとかレアモンスターを入手した3人は、これでめんまは喜んでくれると満足していたが・・・めんまに変化はなかった。

 

簡易版

めんまがあらわれた!

めんま「私のお願いを叶えてほしい」

お願いを叶えてあげますか?

>[はい]

 いいえ

 

しかしお願いの内容が分からない!

じんたんはお願いを探る旅に出た

 

・・・・・

 

ぽっぽがあらわれた!

いつの間にか仲間になっていた!

 

・・・・・

 

あなるがあらわれた!

仲間になりたそうにこちらを見ている

仲間にしますか?

>[はい]

 いいえ

 

・・・・・

 

めんまのお願いを叶えた!

しかし間違っていた!

 

中盤

再び秘密基地に集まり始めたメンバーたち。

残りのメンバーであるゆきあつとつるこもたまに来るようになったが、そこには思惑があった・・・

 

めんまのことが好きだったゆきあつはじんたんにだけめんまが見えるという話を嘘だと切り捨てながらも苛立ちを覚えていた。

ついには自分にもめんまが見える、めんまはこれ以上かき回さないでほしいと言っていると皆に嘘をつく。

 

そんな時、秘密基地に泊まっていたぽっぽが本当にめんまを見つけて追いかけるが、そこで見ためんまは女装したゆきあつだった

(突ゆきアツ!)

これまでも度々女装してめんまになりきっていたゆきあつ。

じんたんに対抗していただけと思われていたゆきあつも、実はめんまが事故に合う直前に告白したことが原因で死なせてしまったという思い込みによる後悔に囚われていた・・・が、皆に強制カミングアウトさせられたことにより自身の中で整理が付いたのか、憑き物が落ちたように冷静になり、改めてメンバーに加わるようになる。

 

昔のメンバー全員が秘密基地に集まるようになった。

そんな時、めんまが改めて「お願いを叶えてほしい」と言いだす。

なんだかんだとわだかまりは溶けつつあったが、じんたんにしか見えないというめんまの事を完全には信じきれない4人

それでも仲間のためとめんまの家を訪ねたり、改めて事故のあった日のことを思い出してみたりとお願いについて調べていたら、一つの結論にたどり着く。

 

当時病気により入院してしまったじんたんの母親を回復させるため、ロケット花火を自分たちで作って願いを打ち上げようと言っていた事。

遺品の手帳にも書かれていたということもあって、花火を打ち上げる事を暫定的にめんまの願いとして花火打ち上げの資金集めを開始する。

 

※物語の舞台になる埼玉県秩父市では、神社に手作りのロケット花火を打ち上げて奉納する龍勢祭が行われていて、重要無形民俗文化財に指定されています。

物語に登場するのはこれに由来するストーリーのようです。

 

簡易版

めんまがあらわれた!

めんまは逃げ出した、しかし回り込まれてしまった!

なんと、めんまはゆきあつだった!

 

・・・・・

 

ゆきあつが仲間になりたそうにこちらを見ている

仲間にしますか?

 はい

>[いいえ]

 

しますか?

 はい

>[いいえ]

 

綺麗なゆきあつになったのでしなさい

>[・・・はい]

 いいえ

 

つるこがついでに仲間になった!

 

・・・・・

 

花火を打ち上げる約束がめんまのお願いじゃないか?

打ち上げよう!

 

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終盤

各自花火について調べたりアルバイトで資金を稼いで準備を進めていたが、花火職人に打ち上げを断られたことで事態が一変、花火の中止を決めたのがめんまの両親であることを知る。

直談判しに行くも、母親が自分の娘だけが死んだことにやりようのない怒りを持っていることを知ったメンバーたちはこれ以上周囲を巻き込んでかき回すのは良くないのではないかと感じ始めるが、唯一めんまのことが見えているじんたんは諦めることが出来ず一人で打ち上げ準備を進めることに。

見えるじんたんと見えない4人の間に亀裂が入り始める・・・

 

そのことを知っためんまは遺品である手帳に最新の日記を書き込み、ついに他の4人にもめんまがそこにいる事を信じはじめる。

さらにめんまが目の前で料理を作って皆に振る舞ったことから、見えない4人からすれば完全にポルターガイスト現象が目の前で起きたことになり、めんまの存在を確信するに至った。

これによりめんまを無事に成仏させてあげようと花火の打ち上げに向けた全員での準備が再開

 

紆余曲折を経てついに花火を打ち上げた5人

しかし、結局めんまが成仏することはなく変化はないまま・・・お願いの内容すらわからない振りだしに戻ってしまう。

そして次の日、めんま抜きで集まって話し合う5人。

 

じんたんの事が好きでめんまを成仏させたかったあなる

めんまがじんたんにしか見えない事に嫉妬心を抱いていたゆきあつ

ゆきあつが好きで諸々歪んでいったつるこ

事故の日、実はその現場を見てしまい怖くなって逃げてしまったことをずっと後悔していたぽっぽ

めんまと想いが通じ合ったことで成仏させたくなかったじんたん

 

それぞれが自分勝手な思いから打ち上げを進めていた5人は、各々がすべてを打ち明けて今度こそめんまの願いを本心から叶えようと誓い合う。

その後、お願いを叶えるためにめんまを連れてくると一度家に戻ったじんたんが見たものは弱って消えかけようとしているめんまだった。

 

花火の効果があったわけではない。

めんまの本当の願いは「じんたんを泣かせること」

 

今は亡きじんたんの母親が生前、自分が病気になったことで我慢させてしまって泣かない事が気がかりだとめんまに漏らした時に「自分がじんたんを泣かせる」という約束をしており、その約束を守ることが願いだった。

この願いはじんたんが一人で花火の準備を進めていた頃、願いが叶ったらめんまが消えてしまうということを冷静に考えた時に涙を流したことで既に叶っていた。

 

慌てて消えかけのめんまを背負って基地へ走るじんたん

なんとか基地に到着するも、ついにじんたんにすらめんまが見えなくなってしまう。

めんまはかくれんぼと言い訳して皆が自分を探している間に5人に向けて別れの手紙を書き一人で消えて行こうとするが・・・

 

かくれんぼならめんまを見つけるまでは終われないと、大声で「もういいかい」と何度も繰り返す5人

それを見ためんまが力を振り絞って答えた声が5人全員に届く

ついに全員の前に姿を見せることができためんま、もっと皆と一緒にいたいからこそ生まれ変わるために成仏すると言うめんまに対し、それぞれが別れの言葉と共にめんまを見つけて「かくれんぼ」を終わらせる。

最後に見つかっちゃったと一言返して、めんまは成仏していった。

 

※かくれんぼチャンス等、演出にかくれんぼ関連が多いのはこのクライマックス部分から取られたものですね。

本来ならフリーズ演出になっていてもおかしくないような、最大の見せ場なんですが・・・どうしてこうなった(´・ω・`)

 

簡易版

めんま母「クソガキ共め、娘抜きで花火なんか上げさせるか!」

4人「もうやめといたほうがいいんじゃね?」

じんたん「じゃあ一人でやるわ」

 

めんま「お前ら喧嘩すんな、ほれポルターガイスト

4人「マジでめんまおるやんけ、花火あげたろ!」

 

ドンちゃん「ど~ん!」

めんま母「正直すまんかった」

 

めんま「消えると思った?残念まだ続きま~す(`・ω・´)」

5人「自己中すぎたわ・・・やりなおそ」

めんま「やっぱ消えま~す_(´ཀ`」 ∠)_」

じんたん「めんま見えんようになった!」

めんま「かくれんぼやで」

5人「み~つけた!」

めんま「ほな・・・また・・・」

 

あとがき

全然まとめられとら~ん!Σ(゜ω゜;)

ストーリーが濃すぎてまとめきれなかったです、すいません(´・ω・`)

 

これでもかなり端折ったほうで、他にもそれぞれの想いや葛藤なんかが濃密に描かれていますし、文字でさらっと流すのとしっかり映像を見て楽しむのでは天と地ほどの差があると思います。

台の評価はアレですが・・・原作は本当に名作なので、ちょっとでも興味を持ったり面白そうだなと思った方はぜひ原作を見てみる事をオススメします!

時間がなくて見てらんねーよって方にはコミカライズ版もあるみたいですよ!