【パチスロ】抽選とフラグとリール制御
今回はパチスロの抽選や、それに関わるリールの動きのお話です。
パチスロもパチンコと同じ抽選によるゲームなので、一見すると自由にリールを止められそうに見えても実際はそうはいきません。
どんなタイミングで抽選して、抽選の結果どういう動きになるのか
パチスロの中身を紹介します。
まずは抽選する
パチスロは一見すると回したリールを自力で止めるゲームですが、実際にはパチンコと同じで抽選によって当たるものが決められている抽選ゲームです。
抽選はレバーをONした瞬間にされていて、どの小役が当たる状態になるかを抽選し、その結果に応じてリールに役が揃います。
パチンコと違う部分は役によってはしっかり狙わないと揃わず、取りこぼしてしまう事がある点で、揃わなければ出玉は得られません。
15枚役を1回取りこぼすたびに、あなたは300円を拾えないゴミ箱に捨てていることになります。
まぁいいやと思ってた方はもったいないですよ!
フラグと役の確定
パチスロの抽選はただ引いただけでは当たりハズレは決まらない、「フラグ」というものを抽選しています。
フラグとはいわば役を揃えるための権利のようなものです。
例えばチェリーのフラグを引いた状態でチェリーを狙う事で初めてチェリーが枠内に停止し、役として確定します。
フラグの抽選に当選していない状態で狙ってもリールに役が揃う事はありませんし、フラグに当選していてもリール上に揃って役として確定しなければ払い出しはありません。
前項で役を取りこぼすことを拾えないゴミ箱に捨てているようなものだと例えましたが、拾えないというのはフラグが基本的にその1回転限りのものだからです。
例えば1回転目にチェリーのフラグを引き、目押しのミスによりチェリーを取りこぼしてしまったとします。
しかし、次の2回点目ではレバーONした時点で別のフラグ(ハズレを含む)を抽選している為、1回転目のチェリーフラグについてはすでに消えてしまっており、2回転目のレバーONで再度チェリーのフラグを引いていない限りは、チェリーを狙っても揃う事はありません。
ただし、BIGやREGなどのボーナスフラグに関しては1回転に限らず、よほど特殊なスペックでもない限りはボーナスを揃えるまでフラグが消える事はありません。
リール制御とスベリ
フラグがなければ役が揃わないなら、フラグがない時に揃えようとした場合にはいったいどうなるのか。
結論から言えば、どんなにピッタリでボタンを押しても絶対に揃いません。
リールはすべりと呼ばれる機能によって制御されていて、ボタンを押した瞬間から最大で4コマ(4つ先の図柄)まですべって停止するようになっています。
あくまで最大なので、押した瞬間止まるビタ停止(0コマ)から、最大の4コマすべりまでのいずれかで停止するという事です。
この機能はフラグに当選していない時に揃ってしまいそうになった場合や、フラグがあるのに揃わないタイミングで止めてしまった場合に、揃わないように滑らせたり、逆に揃うように引きこんだり調整しています。
これがないと上手な人が毎回ボーナスを揃えられることになりゲームとして成立しませんからね
リプレイやベルなどの小役が狙わなくても自動で揃うのは、各リールの4コマ以内にリプレイやベル図柄を配置する事で、滑り機能により自動で引き込んでいるからです。
毎回目押しするのも面倒ですし、RTやARTが存在するのもこの制御のおかげです。
まとめ
レバーONで抽選
ハズレを含む何らかのフラグに当選
フラグに応じた出目をリール制御により役として揃える
以上3点がこの記事の簡単なまとめです。
当たりハズレの根幹部分はレバーONで決まるので、なかなか当たらない貴方や残り予算が少ない貴方はレバーを押す時に祈ると奇跡が起きるかもしれませんね。