パチパチ情報部

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メイン基盤とサブ基板

ご存知の方も多いかもしれませんが、パチンコやパチスロには色々な基盤がついており、それぞれ役割に応じてメイン基盤、サブ基板と呼ばれています。

 

今回はそのパチンコ・パチスロの心臓部ともいえる基板について紹介していきます。

それぞれの役割

メイン基盤

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主基板とも呼ばれる機械の頭脳となる基板。

役割としては当たり・ハズレの抽選や玉やメダルの払い出し、パチンコ機・パチスロ機としての根幹になる部分を担っています。

 

パチンコ機やパチスロ機1台を1つの会社とすればこのメイン基盤が社長です。

このメイン基盤社長は超絶トップダウンなお方で、後述のサブ基板という社員に対して色々な命令を出しています。

また、社員であるサブ基板からの意見など一切聞く耳を持たず、大事な事は全て自分で決定してしまいます。

このトップダウンはそういう決まりになっていて、サブ基板からの意見を聞くどころか、意見を言ってくるようなサブ基板が会社にいると遊技機として検定を通過できないのです。

めっちゃブラックやね(´ω`)

 

ちなみに、メイン基盤の記憶容量は最大で16KBという規定があり、

さらにプログラム容量はパチンコが4.5KB、パチスロが3KBと細かい取決めがあったりします。

16KBといえば初代ファミコンのカセットでもそんなに酷いかどうか・・・ぐらいの少なさです。

どれだけ時代遅れな規定なんだろうね(´・ω・`)

サブ基板

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メイン基盤からの指示を元に、どのような液晶演出を出すか、ギミックを動かすかどうかなどを決めて液晶やギミックに信号を送る中間管理職的な基盤です。

この人はありえないぐらいのイエスマンなので、メイン基盤社長の指示を徹底して守ります。

しかし、疲れのせいか稀に社長の指示は「ハズレ」なのに激熱リーチを選んでしまったりする事があります。

社長の指示はハズレなわけですから、当然過程がどんなにアツかろうと結果としてははずれます。

これにより激熱リーチが来て、あぁ決まったな…とタバコに火をつけていたらはずれたなんてことが起こるわけですね。

 

トップダウンにくたびれたサラリーマンのほんのわずかなミスと思えば、激熱ハズレも許せ…いや許せないな。

 

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サブ基板の正しい?使い方

簡単に言えば、メイン基盤は出玉に関わる抽選や制御を担う基板、サブ基板は出玉に関わらない演出を担当する基板ということになります。

でも、5号機のAT機を打った事ある方は思いましたよね。

 

押し順の表示が出玉に関わってるけど、表示はサブ基板じゃないの?

 

その通り、押し順表示はサブ基板です。

なので間接的にですが出玉に関わりますし、メーカーが無理やり関わらせたんですね。

軽く説明すると、パチスロにある3つの停止ボタンの押し順6パターンでそれぞれ異なるベルのフラグを作り、押し順に正解した時だけ揃って払い出しされる。

さらに多くを第一停止が中・右から始まる4パターンにして、通常時は左から押さないとペナルティを課す

これによりユーザーは左からしか停止しなくなり、6パターンのどのベルフラグが成立してるかわからないので狙う事も出来ない。

結果、通常時はベルを取りこぼしまくるから増えないが、AT/ARTに入ればその押し順が液晶に表示されてペナルティもなくなるから増やせるという構造

 

これは諸々の規制とか検定に関わってくる話になるんですが、サブ基板は本来なら出玉に関わらない基板なのであまりチェックされてなかったんです。

要するに法の抜け穴をばっちり抜けてきたわけですね。

 

まったく、スロ開発者は天才か!

 

まぁ案の定怒られて、今度は押し順表示もメイン基盤制御にしなさいみたいな規制が入るようです・・・

 

需要があるものを作れない、なんと世知辛い業界なことか(´・ω・`)

まとめ

①メイン基盤「当てろ」

 

②サブ基板「はい、〇〇リーチを使って当てます」

 サブ基板「液晶は当たり表示、役物動け」

 

役物「動くでー」

 

④液晶「〇〇リーチ使って当たり表示するでー」

 

こんな感じでしょうか。

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