禁煙への第一歩になるか!?タバコをやめてヴェポライザーに変えてみた
今回はパチ系から外れた話題ですが、以前旧3級品タバコの銘柄廃止の話題を取り上げたことがあります。
勝手なイメージですがパチ屋に行く方には喫煙者が多いってことで記事にしたんですが、その記事の最後にヴェポライザーという新しいタバコの形をチラっと紹介して「変えたらまた紹介しますね」みたいなことを言ってましたよね。
覚えてない?覚えてない方はこちらをどうぞ!
pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com
で、そのヴェポライザーを実際に買ってみて紙巻きから移行したので実際の経験談を紹介してみたいと思います。
はじめに
この記事はタバコや喫煙を推奨するものではありません。
むしろ節煙・減煙からの禁煙を目指す方に向けて、その第一歩として喫煙習慣の在り方を変えるところから始めてみた一個人の体験談を日記にしたものです。
タバコはどんな形であれ有害です。
やめられるならやめたほうがいいと思うよ!
ヴェポライザーとは
タバコの葉を燃やすことなく熱し、出た水蒸気を吸うという加熱式タバコの一種です。
今回購入してみたのはこの2つ
WEECKEという会社が作ったFENIXとC-Vapor3.0ですね。
FENIXは熱風を下から上へ流すことで熱する形式のもの、C-Vaporは入れたタバコの葉を周囲から熱して水蒸気を出すものだそうです。
ぶっちゃけ使ってみてそこまで大きな違いは感じませんでしたが、FENIXのほうがややキツいように思いました。
こんな風に使う
これはFENIXの蓋を開けた状態の写真です。
銀色の穴の部分にシャグと呼ばれる刻みタバコの葉を直接詰め込んでから蓋を閉めてスイッチを入れます。
暫くすると初期加熱が終了し、吸える状態になるので吸い口から普通に吸います。
最初の1口は熱いのでゆっくりめに吸ったほうが良いかも
吸う前の葉と吸った後の葉
上の茶色いのが刻みタバコの葉
下のウサギのフンみたいなのが吸い終わった後に取りだしたものです。
軽くポンポンと叩くとコロっと出てきます。
崩してみたものがこちら
加熱されてコゲてますね、こんなもん吸ってるのか・・・と視覚的に見えてしまうので思うところがありますが、燃やした煙よりはマシなのか?
吸ってみた体感
初体験と紙巻からの移行
とりあえず最初は紙巻きタバコをちぎり、その葉を吸ってみましたが・・・
正直微妙でした。
紙巻タバコの葉は乾燥しているので加熱式には合わない上に煙が非常に少なく、ただ咽が痛くなるだけ。
以前になんとかタバコをやめられないかとニコチンの入っていない水蒸気だけの電子タバコを吸ってみたことがあります。
電子タバコは満足感はないけど吸った感はあったんですが、ヴェポライザーは吸った感はあまりないのにニコチンそのものは吸っているわけで、吸った気がしないのに吸っているというわけわからない状態
なんじゃこりゃぁ(゜ω゜;)
その後刻みタバコ葉を購入してみましたが、こちらは始めからしっとりと湿気を含んでいるのでほんの少しですが煙が出る上に一応吸った感がギリギリありました。
これなら慣れれば移行できるかな?
コスト面
コスパに関して言えば間違いなく最強です。
私はマルボロ赤を1日に10本~15本程度吸うヘビーでもライトでもない喫煙者ですが、コスト面では大幅に減りました。
今回試しに買ってみたのは「チェ赤」と呼ばれる、キューバの革命家チェ・ゲバラが書かれたシャグで、よくわからないけど調べたらオススメされてたので買ってみました。
1袋に25g入って580円、1本1gで計算される紙巻だと25本相当になりますが、最初の1週間は節約等意識せず気が向くままに吸ってみましたが半分も減りませんでした。
少しずつ減らしていけば1ヶ月もつんじゃないかな?
味
紙巻きタバコとは完全に違います。
タバコの煙特融の苦みがなく、むしろ甘味を感じるぐらい違いますがマズいわけではないかな?
移行して数日は違和感を感じますがニコチン自体は確実に吸っているので1週間ぐらいで慣れました。
私は紙巻きから直接の移行だったので違和感がありましたが、アイコスやグローなど加熱式からの移行ならもうすこし違和感が減るらしいです。
手入れや準備の面倒さ
多少面倒さがあります。
何度か吸っていると吸い口の部分など水蒸気の通り道に「ニコチン入ってんな~・・・」と感じる茶色い液体が付着します。
これをたまに拭いたり洗ったりしてやらないといけないみたいです。
ただ最終目標の禁煙を考えた場合、若干の面倒さが吸う回数の減少に繋がっていくんじゃないかと思わなくもない。
どうなんだろう?要経過観察ですね
準備についてもわざわざシャグを詰め込まないといけないので面倒さがあります。
特に外出では吸い辛いですが、スペーサー(アルミの筒)に事前に詰め込んでおくことで多少は改善します。
そんなもん気にしてられっか!と堂々と葉を詰めて吸ってるとたぶん職質とかされます(´・ω・`)
シャグの管理
これも面倒さの1つですが、シャグはカビが生えやすいのに湿度を保たないといけないとなかなか厄介な存在らしく、密閉容器に入れて加湿管理するのが良いらしいです。
とりあえず今の所はジップロックに入れてるだけでなんとなかってますが、長期保存する場合はちゃんとしたほうがいいのかもしれません。
むしろ管理よりも道具をそろえるのがめんどくせぇ!
充電と回数
バッテリーの寿命にもよるので何とも言えませんが、今のところフル充電で20回ぐらいは吸えてます。
ただ1回は意外と短く、一気に2連吸いしちゃうこともあるのでフル充電でもヘビースモーカーだと1日もたないかもしれません。
デメリットまとめ
・低温加熱なのでタールが出にくい・・・と言われるが結局タバコはタバコ
・メンテナンスや準備が面倒
・葉の管理も面倒、慣れるまでこぼれる
・充電にやや不満あり、2つを交互に使い回すなら解消
・1回が4~5分なので満足できるかどうかが微妙
・スペーサーなしでは外出時に吸い辛い
・近くにシャグを売っている店がないと通販になるのでコストアップ
あとがき
というわけで、ヴェポライザー体験記でした。
移行していきなり減らそう!と考えるのではなく、移行したらまず自分なりの好みを探して慣れたほうが良いと思います。
あとは少しずつ減らしていけば禁煙・・・できるのかなぁ(´ω`;)
なんかこれはこれで習慣化してしまいそうな気がしなくもないですが、なんとかやめる方向に進みたい!
吸わない人から見れば結局違うの吸ってんじゃねぇか!って感じなんでしょうが、なかなか簡単にはいかんのですよ(´;ω;`)
まさに今禁煙に悩んでる方は一緒に苦しみましょう(・´ω・`)