【2020年4月】近づくパチンコ屋の禁煙化・・・ダメになるものと吸えるもの
すでにかなり話題になっていますが、ついにあと2か月後の2020年4月よりパチンコ屋の中でタバコが吸えなくなります。
パチンコやパチスロのユーザーは比較的喫煙者が多いということもあって過去に当ブログで話題を取り上げたこともあるんですが、改めて考えると喫煙室だの加熱式エリアだのゴチャゴチャややこしい！
ということで、今回は何がダメで何がOKなのかを改めて分類分けしていこうと思います。
※あくまで個人的な解釈なので間違っている部分もあるかもしれません、参考程度にお願いします。
※基本的には吸えなくなります！
なぜ吸えなくなるのか
これは2020年4月1日より施行される「健康増進法」という法律によるものです。
受動喫煙対策として考えられたもので、簡単に言えば
タバコを吸わない人がタバコを吸う人と同じ空間にいることで、望まない形で喫煙（受動喫煙）してしまうのを防ごう
というものですね。
すでに公的施設や病院等の施設は先行して禁煙化されていますが、4月から飲食店や鉄道・ショッピングモール等の人が集まる施設も対象になります。
この人が集まる施設というものにパチンコ店が含まれてしまっているので、パチンコ店でタバコが吸えなくなるわけですね。
詳細はこちらの記事で書いてます
pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com
タバコの種類
一言でタバコと言っても実はいろいろな種類があり、今回の法律でも取り扱いが違うようなのでまずは種類分けからしていきます
・葉タバコ
一般的に売られているタバコ、火をつけて吸うタイプのもの
紙巻タバコや葉巻、リトルシガーなど細かい分類はありますが全てこれです。
・加熱式タバコ
iQosやgloなど、タバコの葉を燃やさずに加熱することで煙を出して吸うタイプのもの
火をつけて吸う葉タバコよりも煙が少なく、有害物質が少ないとされる
確かにタール等は少ないようだが・・・他の部分に関しては歴史が浅く科学的根拠は不明
中にリキッド（香料の液体）を入れて蒸発させた水蒸気を吸うタバコモドキ
日本国内では主に禁煙用としてタバコを吸った感覚のみを味わうものとして使われることが多く、ニコチンは含まれていない
ただし例外があります。
1つはプルームテック
機能としてはリキッドを加熱して水蒸気をタバコの葉に通して吸うことでニコチンを含ませるものなのでカテゴリとしては電子タバコに入ります。
ですがタバコの葉を通すという点で、今回の法規制としては加熱式の枠に入るみたいですね。
2つ目はニコチンリキッド
日本国内で作ることは禁止されているので販売はされていませんが、海外では流通しており輸入に関しての規制はありません。
これはニコチンが含まれているリキッドで、そのまま電子タバコにリキッドとして入れることでニコチン入りの水蒸気を吸うものです。
ただでさえリキッドを吸うタイプの電子タバコは海外で安全性が疑問視されていることもあって、さらにニコチンを入れて吸おうという方は日本ではかなりの少数派でしょうね
・ヴェポライザー
中にタバコの葉を入れて吸うなら加熱式タバコ、リキッドを湿らせたカプセルを入れて吸うなら電子タバコに相当すると思われます。
ただしタバコの葉を加熱する機能を有するってことで、加熱式タバコと考えて良いかも
・その他
噛みタバコや嗅ぎタバコ、シーシャなどの特殊なもの
規制対象外ですが、そもそも外で吸うようなものではないので今回の話題からは除外してます
ホールで吸えるものと吸えないもの
初めに言っておきますが、原則的には禁煙です
その中でも少し扱いが異なってくるようなので、どのタバコがどこエリアで禁止されているのかを再確認していきます。
・葉タバコ
一番厳しい禁煙対象で、「喫煙室」でしか吸えません。
喫煙室はタバコを吸うことだけを目的にした部屋じゃないとダメなので、自販機や漫画などが置いてあると喫煙室にはなりません。
今あるような休憩スペースでは吸えないですし、その部屋の作りに関しても排気やら何やらいろいろと厳しく取り決めがあります。
・加熱式タバコ＆ヴェポライザー
基本的には葉タバコと同じく喫煙室でしか吸えないですが、加熱式タバコ専用の分煙エリアというエリアが作れるようです。
これは喫煙室と違って他のものが置いてあってもOKで、2フロア以上があるホールでは1Fと2Fといった形で分煙することで2Fを加熱式タバコ専用エリアとして扱ったりできるみたいですね。
こういったホールに限り、加熱式タバコはパチンコやパチスロを打ちながら吸える可能性がわずかに残ってはいますが・・・ホール側からすればメリットは少なく、普通に喫煙室を作る方が稼働的にもコスト的にも良いのでほとんどできないんじゃないかなぁ
今回の規制では対象外なので、どこで吸うのも自由
打ちながら吸おうが法的にはなんの問題もありません
ですが世の中にはマナーや常識と言うものがあります。
禁煙とされる空間内でこれは電子タバコだからOK！とプカプカ吹かしてしているとどんな目で見られるかはお分かりですよね。
タバコを吸わない方にとっては電子だろうが紙巻だろうが見た目に違いはなく、これゴムナイフだから安全ですよ！とチラつかせて歩いていると確実に職質されるようなもんです。
これだけ喫煙が嫌われる世の中になった以上は気を遣いましょうってことですね
あとがき
ということで、近づいてきたので改めてホール禁煙化を話題にしてみました。
今何かしらのタバコを吸っている方は、今のうちに自分の吸っているものがどのカテゴリに属するのかを確認しておいた方がよさそうですね。
まぁ、仮に施行後に吸ってしまったとしてもまずは注意してくれるはずなので素直に従えば問題はないとは思います。
厳しい世の中になったものだとは思いますが、数年前までタバコを吸っていた知人に久々に会ったら「タバコは臭い」なんて言ってるんだから時代の流れですねぇ(´・ω・｀)
できればわかりやすく、かつ万人がなるべく納得できるような形の分煙ができると良いですね。
あとホールが禁煙化しても分煙ボードだけは撤去しないで！
あれは煙云々よりもパーソナルスペース的な意味で良いものです(´ω｀*)
