パチパチ情報部

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パチンコ・パチスロの演出の裏側!実はこんな感じになってるって知ってた?

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今回はパチンコ・パチスロの裏話についてひとつ

演出の裏側、抽選やコマンドについて!

 

皆さん疑問に思ったことはないですか?

例えばパチンコ海物語の9と1のダブルリーチで当たった時

順番的には9⇒裏4⇒1の順で中段の図柄が並んでいるわけですが、9をスルーしてあえて1で当たったりしますよね。

 

どうせどっちで当たっても確変なんだから9で当たればいいじゃん?って思った方もいると思いますが、こういう演出バランスが裏側でどういう風になっているのかを解説していきたいと思います。

 

 

 

はじめに

今回解説していくのはあくまで基本としてはこんな感じになっていますよっていう概要的な物です。

特定の機種やメーカーを指したものではないので、細かい部分については各メーカーさんによってやり方が違ったり、機種によって新しい方式になったりといった違いはあると思います。

なんとなくこんな感じなのか~って感じでふわっとお読みいただければと思います。

 

また、メイン基盤とサブ基板についてある程度の知識がある事を前提として記事を書いています。

メインとかサブってなんだ?という方はこちらをご覧ください。

 

pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com

 

 

メインから送られるコマンド

まずはちょっとおさらいですが、メイン基盤がやっていることから見ていきましょう。

メイン基盤がやっていることは、実はこれだけです。

パチンコのメイン基盤の仕事

・当たりコマンドの発信

・ハズレコマンドの発信

・変動時間の決定

 

パチスロのメイン基盤の仕事

・レバオンでフラグの抽選

・押し順ナビ等の管理(5.9号機以降)

・ホッパーの制御

・各種ボタンの管理

・リールの制御

・メダルやクレジットの管理

 

 

このメイン基盤とかいうやつはパチンコやパチスロの頭脳と言われています。

もちろんその通りで非常に重要な基盤なんですが、今回のように打ち手から見える演出の制御に限って見ると、決定権は持ってるけど無能な上司みたいなものです。

あれをやれ、これをやれと言ってくるだけで、何をやるか、どういう風にやるかに関しては部下に丸投げですね。

 

いるよな~こういう奴(´・ω・`)

 

サブ基板から送られるコマンド

演出面においてはサブ基板が責任者で、上司のメイン基盤から送られてきたコマンドを基準に、どういう風に当てるか、もしくはどういう風にハズすかを抽選しています。

 

例えば

「メイン基盤⇒当たり・確変・150秒でセグを止める」

という命令が来たとすると、それを元にサブ基板が

「150秒ちょうどで告知できる当たり変動を選択、どの確変図柄にするか、どんな演出を出すか」抽選で組み立てて液晶に表示します。

 

パチスロも演出だけに関わっているという点では同様で

液晶演出の内容、告知する色、ランプの点灯や消灯などを成立フラグによって変えてる感じですね。

 

演出の裏側!バランスがぶっ壊れる理由

理由と一言に言っても実は様々です

特にパチンコとパチスロでは理由がかなり違ってきます。

 

パチンコ編

たとえば冒頭で例にした海物語の9と1のダブルリーチ

これはサブ基板が9で止めず1で止まるパターンのリーチ演出を選択したからというのが主な理由ではありますが、さらにその原因を突き詰めていくとメイン基盤が出した変動時間が長い事が原因ですね。

 

仮に9で当たるときに必要な秒数が100秒、1だと110秒だとします。(実際にはもっと長いですが)

メイン基盤は110秒を指示しているのに、どっちで当たっても同じだってことでサブ基板が9で当ててしまったとすると残りの10秒間は液晶上は数字が動かず、セグだけがチカチカしているフリーズのような状態になってしまいます。

そうなると当然違和感も出てきますが、そもそもバグとして扱われるので110秒の時には9で止まる変動をサブが選択しないように修正されたりします。

 

激熱リーチや激熱演出がはずれるのも似たような理由で、メイン基盤が結果はハズレなのに長い変動時間を出してきたから、サブ基板がしかたなく激熱リーチのような長いリーチを出してハズしてるわけですね。

さらにどうせ激熱リーチを出すわけだから、ついでにアツめの演出も絡めるというサブ基板の悪い癖が出たりもします。

 

上司の無能を尺稼ぎでフォローするから激熱がはずれる感じですね。

 

パチスロ

パチスロの場合は完全にサブ基板のせいです。

パチスロにはパチンコのように変動時間という制限がないので、パチスロのサブ基板はわりとやりたい放題演出を選択することが出来ます。

 

例えばメイン基盤が当たりに絡まないチャンス目をコマンドとして出しているのに対して、サブ基板は当たるかもよ~当たるかもよ~って感じのアツい演出を出してきたりします。

結果は当然メインが当たらないって言ってるので当たらないわけですが、このあたりで矛盾が生じる感じですね。

 

さすがにボーナスフラグが立っていないのにGOGOランプを光らせるみたいな確定告知はNGですが、それ以外なら割と何でもアリなのがスロットですね。

 

あとがき

ということで、今回はちょっと踏み込んだ話題でした。

 

サブ基板が馬鹿すぎるみたいなことを言われることもありますが、場合によってはサブじゃなくメインのミスをカバーした結果がこれなんだよ!ってことを伝えてみようと思ってこの記事を書き始めたんですが・・・伝えるのって難しい!

 

まぁ結局サブ基板が出す演出のバランスや割り振りを決めているのは開発の人なので、アツい演出が出やすいようにしてる事がバランス崩壊の原因ではあるんですけどね(´ω`;)

それも「煽りまくってやめさせないようにするため」ということもあるにはありますが、時間当たりの出玉試験を通しやすいように1回転に時間をかけたいということもあって一概にクソとは言えなかったりします。

 

いろいろあるんだなぁ!