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【4号機なつかしみ】知らない世代へ語り継ぐ、初代ミリオンゴッドはこんな台だった!

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先日、最近スロを打ち始めた後輩とスロ談義に花を咲かせていた時、こんな会話がありました。

トークテーマは6号機と5号機どっちが好きかだったんですが

 

後輩「最近の台(たぶん6号機とか5.5号機の事)のほうがいいっすねー、古いの(5号機)は荒いっす!」

後輩「この前凱旋打ってみたんすけど、あれヤバくないですか(´・ω・`)」

私「あー、凱旋は荒いな・・・初代GODほどじゃないけど」

後輩「初代って噂は聞くけどかなり酷かったらしいですね、GODの期待値5000枚ぐらいあるんですか?」

私「GOD揃えばその時点で4500枚ぐらいが確定、天国入れば期待値2万枚だったかな」

後輩「はぁ!?」

 

スロッターに貴賤などありません、むしろみんな仲良く賤だと思っております(◜ᴗ◝ )

古参ぶるつもりもありません、古くからのスロッターだろうと今日初めて打った初心者だろうと楽しければそれでいいんです!

でも世代や時代というものは確かにあって、あれだけ猛威を振るった初代GODを知らない世代になったんだなぁ、そりゃ歳もとったわ・・・と悲しくなったりしました。

 

そんな訳で、知らない世代に語り継ぎたい初代GODの性能をなんとなくわかるように解説してみたいと思います。

 

 

 

 

機械割

初代GODの機械割ですが、当時の機械割はあまり信用できるものではありませんでした。

と言うのも規制の抜け穴を使いまくっていた時代なので、本当の機械割を知っているのはメーカーだけです。

・・・いわゆる詐称をし放題だったんですよ(´・ω・`)

 

そんな中でもこのぐらいだろうと言われる機械割がこんな感じです。

設定1:95%

設定2:98.3%

設定3:103.3%

設定4:109.2%

設定5:119.0%

設定6:159%

 

もうあからさまに6だけ別格じゃねーか

これは6が高モード移行率が高かったため、当選契機がなんであれとにかくGODゲームさえ引けばある程度連チャンが望めたことが原因ですね。

 

 

基本的なシステム

現在のハーデスや凱旋は大当り中にATをストックしていく方式ですが、初代は当時の主流だったボーナスストック式と同様に通常時にもATをストックしておいて、放出フラグで当選するタイプでした。

 

GODゲーム放出契機は5種類

・黄七当選の一部⇒GG1回(50G)

・逆押し黄七内部当選の一部⇒GG1回(50G)

・リプ4連⇒GG1回(50G)

・赤7(1/4096)⇒GG3回(150G)(ストック不足で3回未満あり)

・GOD(1/8192)⇒PGG(500G)

 

もちろんモードの概念もあり、高モードほどGODゲームを放出しやすく連チャンもしやすいので設定が非常に重要でした。

 

 

モードについて

モードは4種類あり、地獄、ストック、通常、天国と呼ばれていました。

大当り確率はモード毎に異なりますが、名前の通り一番エグいのは地獄モード

上の項目でGG当選契機は5種類と言いましたが、地獄モードではその一部が無抽選です、僅かな希望は確定フラグか天井でのモード移行を期待するのみ

やったぜ勝てるわけがねぇ!

 

とにかくモードが大事だったので、設定と朝イチが勝負でしたね・・・まさに鉄火場

 

 

GOD揃いの期待枚数

GOD確率は5号機と同じ1/8192ですが性能は全く違っていて、ゲーム数の初期抽選なんかはなく500G固定です。

純増は10枚を超えることもあって、体感的な獲得平均はだいたい4700枚ぐらいだったと思います。

30分ぐらいであっさり5000枚近く出るわけですからね、そりゃ中毒になる人もいましたよ( ˘ω˘ )

もちろんモードによってはその後の連チャンも望めるので期待枚数としては5000枚以上ですね。

 

ただ・・・GODを引けば勝ち確定!というわけでもないです。

もちろんサクっと低投資でGODを引いて出たら即ヤメというなら勝ち確定ですが、初代ミリゴは1000円で20回ちょっとしか回らない裏モノのような低ベースでした。

これが影響して、朝イチGODを引いてよっしゃもろたで!と思っていたら昼過ぎには投資再開していたなんてこともザラにありました。

 

おっそろしい時代やで・・・

 

 

本命はGODより天国モード

冒頭の会話でも触れましたが、実は一撃の本命はGODを引く事よりも天国モードに入れる事でした。

もちろんGODを引くことも大事です・・・が天国モードの威力が抜群にすごくて、ストック数やモード選択に影響するので設定差がかなりありますが、期待値としては設定1で5000枚以上、設定6で2万枚なんて言われていました。

 

あくまで期待値なので、場合によってはそれを超える事もあります。

1日の勝ち・負けが数十万なんて当たり前、100万円単位になることもあったとかで中毒者はもちろん自殺者もいたようです。

4号機を終わらせた戦犯なんて言い方をされる事もありますが、あれは規制されてもしょうがない・・・

 

5号機で「ミリオンゴッド〜神々の系譜」が出て来た時はびっくりしましたね、全然懲りてねぇ!

 

なぜこんなものが検定通過したのか

当時は規制そのものも現在と比べて甘かったというのもありますが、何よりもそのチェック方法に問題がありました。

今のチェック方法は「機械割が一番高くなる方法でチェックする」方式ですが、当時は「順押しでチェックする」という今の常識で考えればチェックする気があるのかないのかわからないものでした。

 

もうご理解頂けてると思いますが・・・初代GODは押し順ATなので順押しで消化してもたいして出ません!今のAT機もそうですよね。

この方法で出玉試験をすり抜けた結果が機械割159%です、チェック方式に問題があった事が原因ですが、実質出玉チェックを無視したチート機だった感じですね。

 

まぁ当時のAT機は全部そうなので、初代GODだけがチートだったわけではないんですが、正直GODはちょっとやり過ぎ感ありました(´ω`;)

 

 

あとがき

ということで、伝説の始まり初代ミリオンゴッドの紹介でした。

 

5号機・6号機と比べて圧倒的なまでにギャンブル性が高く、今でもユーザー・ホール関係者問わず4号機時代は良かった、戻りたいと言う方がいますが・・・個人的にはあの時代はやり過ぎだったと思います。

もちろん面白い機種もたくさんあって、神台連発してましたし当時は私もめちゃくちゃ楽しんで打ってたんですけど、今冷静になって考えてみると1日に100kの勝ち負けが度々起きる金銭感覚ぶっ壊れ状態でした。

 

5号機ぐらいのバランスがちょうどいいんじゃないかな!