パチパチ情報部

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【パチ・スロ用語研究】普段使っているあの俗語、語源を調べてみた。

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皆さんこんにちは!

 

今回は普段パチンコやパチスロを打っていて、普通に使う言葉について掘り下げてみたいと思います。

すでにブログ内で公開していますが、以前にパチンコ・パチスロ関連の用語集ということで様々な用語について触れたことがありますが

 

実際これってなんでそう呼ばれてるの?っていう語源について

用語集の中で書くと長くなりすぎてしまう事を理由にあまり深くは触れていなかったので、せっかくだし自分でも良くわかってない事を色々調べてみよう!

ということで、語源のわかりにくそうな俗語をメインに書いていきたいと思います。

 

※あくまで個人的に調べてみた結果です。

間違ってたらごめんね!

 

用語集はこちら↓

pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com

 

k(1k)

1kで当たった!とか50k負けた・・・なんて使い方をされる「k」

これは知ってる人も多いと思いかもしれません。

 

kはキロの意味ですね。

kg(キログラム)やkm(キロメートル)なんかで使われるキロです。

パソコンやスマホに詳しい方にはkb(キロバイト)なんかも身近かもしれません。

 

このキロという単位

1kg=1000g

1km=1000m

1kb=1000b

といった具合に、それぞれの単位×1000を表します。

そこから転じて、1000=キロ⇒1000円=1kと使われるようになりました。

 

フランス語のkiloから来ているそうですが、元々はギリシア語で1000という意味のkhilioiが語源らしいです。

 

ちなみに、キロの上は重さだとトンだったり、距離だとそのまま1000kmと言われたりあまり共通性がないですが、国際単位では1,000,000からM(メガ)が使われるようです。

あまり100万円を短期間で負けることはないと思いますが・・・生涯トータルや運悪く年間で100万円のマイナスになった方は、悲しみを込めて「1M負けてる」なんて使い方をしてもいいかもしれませんね。

通じるかどうかは分かりませんが・・・(´・ω・`)

 

ゴト(ゴト師・ゴト行為)

台の破壊や基盤の取り付けなどなど・・・手法は色々とあれど

不正な方法で玉やメダルを獲得しようとする者、またその行為のことですね。

 

ゴト師とかゴト行為という言葉自体はハウスルールの注意書きなどでも見ることがありますし、ゴト警戒中なんてポスターが貼ってたりするのでゴト行為=不正行為ってことは幅広く知られていると思います。

けど「ゴト」って言葉自体の意味はあまり知られてませんよね。

 

これ実は「仕事」に由来する隠語です。

仕事⇒シゴト⇒ゴト ですね。

古来より表に出せないお金稼ぎ全般のことを一般人にはわからないように「仕事」と曖昧に呼んでいたようです。

パチンコでもおなじみの必殺仕事人をイメージすれば分かりやすいかもしれません。

 

警察系のドラマで犯人をホシ・被害者をガイシャ、任侠映画でも支配地のことをシマ、事業をシノギなんて呼ぶことがありますよね。

ああいったものと同じで、元々はゴト師とホールの間で使われていた言葉がいつの間にか広く一般的に知られてしまった物だと思います。

 

サクラ

設定や調整の良い台を打って出玉感を演出するために、店側が雇った客・打ち子のことです。

出来高制だったり日当制だったり色々ありますが、結局出した玉やメダルは店側に全部返却、または出来高分を引いて返却されるので、高設定を入れて一般客に出されるよりも店の懐が痛まない。

ただしバレれば元々なかった信用がどん底まで落ちる諸刃の剣、そもそもサクラ雇うホールとか滅びればいい(´ω`)

 

語源については諸説あるようではっきりしませんが、一番有力な物が昔の露天商の間で使われた隠語であるという説のようです。

急に現れて派手に盛り上げ、不要になれはサっと引く

その瞬間的な盛り上がりを短い期間に咲き乱れる桜の花に例え、サクラと呼ばれるようになったとか。

 

鉄板

ほぼ確実に大当りに繋がる演出の俗称

激アツじゃなくプレミアのほうを指します。

 

語源は「硬い」という部分から来たもの

堅い・手堅いといった言葉が、まるで鉄板のように硬いと比喩表現されたことが由来。

言葉の意味としては「堅い」と「硬い」で違いますが、シンプルに言葉の響きからきたものですね。

 

ドル箱

玉やメダルを入れるための箱

 

元々は千両箱から来た言葉のようです。

千両箱というと宝箱のようなイメージがありますが、本来は「千両のお金を入れる事ができる大きさの箱」という意味で、金庫の一種でした。

ですが開国後は外国と貿易する機会が増えたことで、取り扱うお金が日本で使われていた宋銭や小判だけでなくドルも扱うようになり、千両箱と同じくお金を保管するための箱ということでドル箱と呼ばれるようになったようです。

 

その後、「コイツ金持ってそうだな(´ー`)」というお客さんを指す隠語になったりしたようですが、パチンコ・パチスロにおけるドル箱はお金を入れるための箱という意味から取った言葉だと考えられます。

 

乗り打ち

複数人が収支を1つにまとめて打つこと

例えば3人で乗り打ちした場合、勝ち負けの結果を全て足し引きして残った勝ち分を3人で割る、または負け分を3人で割って補填する方法

1人で打つより期待値が安定しやすい事から、軍団や友人間で行われることが多い

 

これは普段そこまで使われませんが、「乗る」という言葉自体にこのような意味があります。

誘いや持ち掛けに応じて仲間や相手になる。仲間として加わる。参画する。「その話に一口―・る」「相談に―・る」

乗る/載る(ノル)とは - コトバンク

「 その話乗った、俺も参加するぜ!」

なんて使い方をされることがありますが、同じ意味の「乗る」ですね。

 

相談に乗るというのも同じ意味になるのは知りませんでした(´ω`)

 

バケ(おばけ)

レギュラーボーナスを指す俗語です。

一般的にはBIGとは違っておばけのようにすぐ消えてしまう(終わってしまう)ボーナスということ、もしくはBIGがREGに化けてしまったというものが語源とされているようですが、諸説あるみたいです。

 

・お化けの擬音からきた説

お化けが出てくるときに「バァ!」と驚かせてくるというイメージからバァ!→バー⇒BARと連想ゲームのように変化したという説

かなり古いお化けイメージですね(´ω`;)

 

・実際のお化け図柄からきた説

1989年に導入されたパチスロ2号機「ロックンロール」のレギュラーボーナスの図柄がお化けだったことから、お化け=レギュラーボーナスの印象が付いて以降もお化け、バケと呼ばれるようになった説

 

調べてみると確かにおばけ図柄だったようです・・・が、ほとんど画像も出てこないような機種なのでそこまで人気があったようにも考え辛く、後付けなんじゃないかなぁって気がしなくもないです。

 

あとがき

パチ用語に歴史あり、ですね。

確率変動⇒確変のように略語なだけというものも多くて、今回は取り上げていない用語もありますが、そんなとこから来てたのか!なんていう言葉もあって調べているとなかなか面白い!

 

kなんて普段からよく使いますし、ブログやSNSなんかをやっていると1000円と書くより1kのほうが楽なので身近に感じますが、1kgが1000gであることを考えると1000円をキロで表すなら正確には1k円ってことになります。

「k円」をさらに略してkだけになっていると思うと、思っている以上に砕けた言い方なのかもしれませんね。

 

今回はなんとなく思いついたものだけを書きましたが

また気になるものがあれば調べてみたいと思います。