玉単価・コイン単価って何だ?ユーザー目線で利用する時の考え方
皆さん玉単価とかコイン単価って言葉を耳にしたことはないですか?
特にシステムを理解する必要のあるパチスロの解析ブログなんかでは、基本情報としてコイン単価2.5円とか書かれていることがあるかと思います。
それを見て「なんだこれ?まぁいいか」とスルーしている方も多いでしょうが、気になって調べてみた方が今ここにたどり着いていらっしゃるのかもしれません。
今回はそんな玉単価・コイン単価について疑問を解消したいと思います。
※玉単価もコイン単価も考え方は同じです。
以下は耳にしやすいコイン単価をメインに解説していきます。
コイン単価とは?
最初に答えを言ってしまいますが、コイン単価とはその機種でメダル1枚あたりどれぐらいの売り上げが出せるのかという数値です。
これは本来ホール側が使うもので、経営判断や設定配分の一つの目安になります。
理由については後述しますが、本来ホール側が使う数値なのにユーザーにも出しているので、メダル1枚当たりの値段だとかコイン持ちに関する数値だとか結構勘違いしてる方が出てきてしまうわけですね。
コイン単価の詳細
コイン単価は売上額(投資金額) ÷ 投入枚数で計算する事ができるのですが
例えば、ゲーム数7000Gでホールの売り上げが50000円の機種があったとします。
7000G回しているということは、1回転あたり3枚賭けなので投入枚数は21000枚になります。
売上50000円をこの投入枚数で割ると
50000 ÷ 21000=2.38095238…
となるので、コイン単価は約2.38円ということになります。
コイン単価=1枚当たりの売り上げをとして逆に計算するとわかりやすいでしょうか?
1枚あたり2.38円の売り上げが出る機種に21000枚投入すると総売り上げは49980円
四捨五入しているので誤差はありますが、約50000円になりますね。
ユーザー目線でのコイン単価の捉え方
コイン単価はホール側が使う数値ということを前述しました。
ならユーザー視点では何の意味もないのか?と言うとそうでもなくて
深く気にする必要はないが、一つの目安ぐらいにはなります。
ホールにとってはコイン単価は高ければ高いほど利益が出やすいものですが、それがそのままユーザーにとっては高ければ高いほど負けやすいのかと言えばそうでもないんです。
あまり計算ばかりではややこしくなってしまうので、実機のコイン単価を目安に考えてみましょう。
例として比較するのは「アイムジャグラーEX」と「アナザーゴッドハーデス」
スロッターの皆様はご存知かと思いますが、安定のAタイプと荒波代表ですね。
アイムジャグラーのコイン単価は約2.3円、アナゴは約4.5円ぐらいです。
およそ倍近い差がありますが、これを踏まえて双方の勝率を見てみましょう。
※参考:ジャグラー攻略ブログ様 ちょんぼりすた様
【アナザーゴッドハーデス】設定6の勝率は80%越え・シミュレーションから見るアナゴ
どちらも勝率に差はありません、むしろ低設定域に関してはハーデスのほうが勝率が高くなっています。
レートや換金ギャップ等にもよりますが、コイン単価は勝率そのものには影響しません。
では何の参考になるのかと言うと、その機種の出方が安定なのか荒波なのかの目安になります。
アイムジャグラーは10万円負けないけど万枚はなかなか出ません、アナゴは10万円負ける事もあるけど万枚出せることもあります。
ユーザー目線のコイン単価は高ければ高いほどハイリスクハイリターンな機種、逆に安ければ安いほどローリスクローリターンな機種と考えればよいと思います。
あとがき
色々と書きましたが、ぶっちゃけユーザー目線で言えばそれほど重要なものではありません(´ω`;)
今の時代ユーザーのネット配信やyoutubeの動画、また企業が運営するデータサイトなど多くのデータを入手することができるので、荒いか荒くないかはコイン単価を参考にしなくても十分わかる程度の情報が手に入ります。
あくまで知識の1つとして知っておく程度にしかなりませんが、もしかしたら知っていることで何かに利用できる・・・かもしれませんよ?