シスクエ終焉か・・・?ハイライツエンタテインメントがパチスロ事業から撤退
パチスロメーカーのハイライツエンタテインメントが2019年3月31日で日電協を脱退し、パチスロ事業から撤退するとのことです。
昨年の夏頃から早期退職希望を募っていたり、リストラだなんて話もありましたが・・・ついに事業撤退を決めてしまったみたいですね。
業績不振で親会社がころころと変わっていたようですが、こうして撤退とハッキリ出てしまうのは寂しい物があります。
ハイライツの主要機種
あまり聞き慣れないメーカーかもしれませんが、「シスタークエスト~時の魔術師と悠久の姉妹~」を作ったメーカーと言えば分かりやすいでしょうか。
元々はホルコンや会員システム、サンド、データ機などの周辺機器メーカーだったようですが、2015年にパチスロメーカーのアイ電子と合併してパチスロ事業に参入したようです。
その後2017年にはシスクエやトロピカルKISSなどの萌えスロを主軸にいくつかの新機種を展開するも振るわず・・・
シスクエ自体は今でも1200店舗を超える設置店があるほどですが、ほとんどの店舗でバラエティ扱いなので台数はあまり売れなかったのでしょうか。
2018年には1機種も出ておらず、実質事業停止状態だったようです。
・アイ電子製
SOLAR7
鬼神7
・ハイライツ製
シスタークエスト~時の魔術師と悠久の姉妹~
しすくえパラダイス
神の左手悪魔の右目
トロピカルKISS
翻弄され続けたシスクエ、今後はどうなる?
元々シスクエはSNKプレイモアの版権でした。
しかし業績不振だったのか、独裁型トップダウン経営だった会長がほぼ独断で持ち株を売却したようで、中華系ゲーム会社の37Gamesの傘下となり、ほぼ同時期にSNKはパチスロ事業から撤退しました。
その後消滅すると思われたIPですが、ハイライツがシスクエの筐体や金型、著作権等を丸ごと譲受してデビュー機種の「シスタークエスト~時の魔術師と悠久の姉妹~」で復活させました。
が・・・今度はそのハイライツがパチスロ事業撤退です。
SNK⇒ハイライツの譲受でどのような契約がなされているのかわかりませんが、ハイライツがコンテンツ所有権を吐き出し、どこかが拾わなければ次回作は作れません。
現時点では何とも言えませんが、続編は絶望的かもしれませんね(´・ω・`)
コンテンツ自体は長く続いていてファンもそこそこ付いているものなので、ゲーム性が面白ければ飛躍するポテンシャルはあると思います。
コナミとか、ちょっと弱いけどネットとか・・・合うと思うんだけどなぁ
北電子もダンまちやこれゾンのような版権機をぽつぽつ出してますし、救いの手を差し伸べてくれないですかね。
あとがき
規制が続き6号機の時代となってしまって冷え冷えなパチスロ業界
なんとか盛り上げようと各社が頑張っている中、リゼロが初動としてはなかなか良い気配を見せていてさぁこれからだというタイミングなのに、メーカー撤退のニュースは寂しい物がありますね。
前述しましたが、元々2018年から動いていないような状態だったという事もありますし、ビジネスなのでやめるという判断も大事なんでしょうけど・・・個人的にシスクエは思い入れのある機種でもあったので悲しいです。