パチパチ情報部

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3.11の記憶、パチ屋で感じたあの日の揺れからホールで被災した場合の対策を考える

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今回はちょっと特別編として、3.11当時の私の記憶を振り返り

もしホールで被災したらどうすれば良いかを考えてみたいと思います。

 

風化させてはいけないと感じる反面、やはり思い出したくないという方もいらっしゃるでしょう。

東日本大震災に関する写真や動画などは一切使用していませんが、それでも見たくないと言う方はそのまま戻って他の記事をお楽しみください。

 

あの日記憶

8年経った今でも傷跡が色濃く残る平成を代表する自然災害、後に東日本大震災と呼ばれる地震が発生しました。

 

今でもはっきりと覚えています

当時私は現役の専業だったので、いつも通りホールに出向き大阪のとあるホールで忍魂を打っていました。

特に多く出ていたわけではありませんが、1箱程度は出玉ができて上に積んでいました。

 

震源地はご存知の通り、福島県

大阪とは直線距離でも数百キロメートルの規模で離れており、普通であれば揺れなんて感じるわけもないはずですがあの震災は別格でした。

ふわふわと回転するような揺れを感じ、その時は個人的なめまいだと思っていたんですが、帰宅してからテレビで知ってえらいことが起きたもんだと実感しましたね・・・

 

ホールで被災した場合はどう行動すべき?

私は災害の専門家ではないので、こうすればいいんじゃないだろうか?という個人的な見解です。

 

・その場にとどまるべきか、避難すべきか

とりあえず揺れている最中は動かない方が良いと思います。

ホールの設備にもよりますが、島はかなり重いパチンコ台を大量に支えるため結構な強度を確保されています。

絶対に倒れないとは言い切れませんが、島が倒れる可能性は低いと考えられるので一旦揺れが落ち着くまで身を護りつつ様子を見るといいかもしれません。

 

揺れている最中に動くと転倒等による怪我もありえるので、まずは周囲の状況に注意を払いながら初動を全力で乗り切りましょう。

 

・気を付ける場所

一番危ないのはパチスロの上に置いてある出メダルや、天井設備等の落下でしょうか。

落下物による怪我は十分考えられます。

あとは実際そこまでの事が起き得るのかはわかりませんが、揺れる方向や歪み具合によってはパチンコの盤面ガラスが割れる事もあるかもしれません。

 

揺れが落ち着いたら避難したほうが良いと思いますが、揺れが大きいとパチンコの出玉がそこらじゅうにぶちまけられているはずです。

1つ2つであれば踏んでもたいしたことはありませんが、大量にあると滑って転ぶこともありえるので十分注意して外に出たほうが良いです。

もし島や自販機が倒れるようなレベルの災害であれば、漏電にも注意が必要ですね。

中央通路などのなるべく大きな通路を経由して外に出たほうが良いかもしれません。

 

避難するにあたって俺の出玉がー!ってなるのはわかります、パチンカーもスロッターもそのために打ってるわけですからね・・・

ですが命には代えられません。

余震によるさらなる被害、建物の倒壊、場所によっては津波もあり得ます。

まずは命を第一に考えて、惜しむ気持ちを堪えて非難する事をお勧めします。

 

・外に出てから目指す場所

まず建物から離れることを最優先に考えましょう。

近くにいると窓ガラスや看板などが落下してくる恐れがあります。

 

個人的に様子見にちょうどいいのは駐車場じゃないかと考えています。

もちろん立体駐車場であれば崩れる危険性があるので平地の駐車場で、かつ上に電線や近くに倒れるようなものがない場所であれば余震が来ても対応できます。

ひとまず安全を確保できてその後の行動を考える場所としては良いじゃないでしょうか?

 

・指示を待たない

場合によって指示を待ったほうが良い事もあるとは思いますが、ホール店員も天災に関しては素人です。

ましてや冗談か本気かはさておき、少なからず普段から遠隔!ボッタクリ!と呼んでいるような場所なわけです。

情報を得るために何らかのアナウンスがあってから動くと言うのも間違いとは言えませんが、ヤバいと感じたらアナウンスの有無に関係なくさっさと逃げましょう。

 

 

外に出てしまえばあとはホールに限らず同じですね。

地震の規模がそれほど大きくなければ余震に気を付けつつ日常に戻ってもいいでしょうし、規模が大きければ自宅や避難所を目指すことになるかと思います。

避難経路の確認や万が一の場合どう動くかを家族と打ち合わせておくなど、日頃から備えておく事が大切ですね。

 

出玉の保証について

命の危険を感じるレベルだとそれどころではないですが、避難すべきかどうか微妙な規模の地震の場合はどうしても出玉が気になってしまいますよね。

確変はどうなったのか、ボーナス中だったんだけど、AT300Gぐらい残ってたのに・・・などなど、状況次第でそういった損をしてしまう事もあるかもしれません。

 

しかしほとんどのホールでは自然災害におけるトラブル時の出玉保障はしていませんと明確に表示されていると思います。

一度ぐらいは保証を願い出てみても良いとは思いますが、断られたら素直に諦めるのが無難だと思います。

 

なお最近の台は電断チェックと言って、様々なタイミングで電源を落としてみて復帰時にしっかりと元の状態を記憶しているかどうかをチェックしているはずです。

なので大抵の場合は停電があったとしても電源さえ戻れば確変中なら確変中のまま、AT中ならAT中のまま復帰すると思います。

 

ただね・・・地震で停電が起きるような状態って正直パチンコ・パチスロ打ってる場合じゃないわけですよ。

電源の復旧についてもいつになるか分かりません。

すぐ復旧して打てる状態になったとしても、大きな地震ではその後にもっと大きな本震がくる恐れもありますし、ある分だけ交換してさっさと逃げたほうがいいと思いますよ!

 

あとがき

今回は3月11日ということで、忘れないよう当時の記憶と個人的な対策を書かせていただきましたが、東日本だけではなく決して他人事ではないと思います。

ここ数年でも熊本地震大阪北部地震、北海道胆振地震と大きな震災が当たり前のように起きていますし、南海トラフが起きる確率も30年以内に70%なんて言われています。

 

起きてしまった悲劇を悼むことも重要ですが、何より大事なのは風化して忘れてしまわず、教訓として次に生かすことだと思います。

まぁ大丈夫だろうで済まさずに、この機会に備えておくかぐらいの気持ちで見直してみてはいかがでしょうか?

 

私も身近なところから見直してみようと思い立ち、PCデスクの上に置いてある重いプリンターが万が一の時に落下しないよう降ろしましたが置くところがありません。

どうしよ