パチパチ情報部

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機械割が100%を超えるということ 攻める時の認識と考え方

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最近はディスクアップが大人気ですね。

設定1でも完全攻略で機械割が103%を超えるという激甘機なので人気となるのも当然ではあるんですが

個人的に驚いたのは、意外にもホールがそれを目玉機としてしっかり使っていることです。

 

昔から機械割が100%を超える機種というのはいくつかありましたが、ほとんどの場合バラエティに1台だったり、早々に撤去されたりとまともに設置されることすらあまりありませんでした。

時期が良かったということもあるのでしょうが、これも時代の移り変わりなのでしょう。

 

そこで今回は、機械割が100%を超える機種の紹介や機械割が100%を超える機種の考え方を紹介したいと思います。

 

※序盤は初心者の方向けになります、そんなことは知ってる!と言う方はもくじから気になる項目にジャンプしてください。

 

機械割が100%を超えるということ

機械割という言葉はすでにご存じでしょうか?

知らない方のために説明しておくと、パチスロ機に使ったメダルの枚数に対して、何%をぐらいを出すかという数値のことです。

 

もちろん長い目で見た時にこの数値に集束するというだけであって、短期的に必ずこの通りになるという物ではありませんが

例えば、パチスロ機に10000枚を使った時

機械割90%の機種であれば出てくる枚数は約9000枚

機械割110%の機種であれば出てくる枚数は約11000枚ということになります。

 

この機械割は機種によっても違いますし、設定によっても違います。

その中で、小役を取りこぼしたりせず完全にミスなく打つことによって設定1でも機械割が100%を超える機種があり、そういったものが設定1でもという部分を省いて「機械割が100%を超える機種」と言われます。

 

機械割は先ほど言った通り使った枚数に対して何枚出してくれるかを表す数値なので、機械割が100%を超える機種を打ち続ける限り、完全に攻略できれば理論上負けないってことですね。

 

実際にはそう簡単ではない

前項で機械割が100%を超える機種を打つ限り理論上負けないと言いましたが、残念ながら実際にはそう簡単な事ではありません。

 

100%を超えるのは

・完全に攻略した場合

・等価交換が前提

この2点をクリアしないといけません。

 

まず完全に攻略すという点

ディスクアップのボーナス中ビタ押しやHANABIのRT中リプレイハズシが良く話題にされますが、実はそれだけじゃないんです。

機械割に含まれるのはボーナスで出されるメダルだけではなく、通常時の小役も含まれます。

 

通常時、ふとした気の緩みや疲れでスイカを1回取りこぼしたそこのアナタ

 

残念、機械割100%は泡沫と消えました!

 

まだありますよ

ボーナスフラグの成立を見抜けなかったり、最速で揃えられなかったそこのアナタ

 

残念、機械割100%は(略

 

ね、案外厳しいんです・・・w

 

まぁディスクアップみたいに103%もある機種なら少しのミスぐらいは許容範囲ですが、100.1%とかのぎりっぎり100%を超えているようなものは小役を数回取りこぼすだけでアウトですし、ボーナス最速手順もビタ押しが必要なものが多く、そういうのをミスってもアウトです。

理論上とは言え本当の意味での必勝なので、やはり条件は難しくなってますね。

 

なお、もう1点の等価交換であることは、会員カードに貯メダルしてそれを使う事である程度は解消されます。

厳密には貯玉をつくる時点で現金投資が必要になるので等価ではないのですが、長い目で見ればほぼほぼ等価で遊戯する事ができます。

 

機械割100%のメリット

必勝が魅力なのに、それが難しいならあんまり意味ないと考える人が意外と多いんですが、それは間違いです。

設定1でも機械割が100%を超える機種のメリットは100%を超えることによる理論的な必勝ではなく、技術介入によって機械割を上げる事ができるという点にあります。

 

甘い機種が多く、単純に負けにくいんですよ

100%を維持できなくても機械割を上げようとすることで設定1でも99%ぐらいにはなるわけで、機械割に変化のない98%の機種を打って2%減らすより100%を目指して99%になった結果1%減る方が損失は少ないってことですね。

 

777タウン.net/777townSP

ホール側の取り扱いと思惑考察

基本的には置きたくない機種なんだと思います。

そりゃそうですよね、ユーザーから見て理論上必勝ならホールから見れば理論上赤字しか出ない機種ってことですから・・・

 

実際に昔から機械割100%を超える機種というのはありましたが、滅多に設置されておらず設置されていても1台とか、本当に扱いは酷かったです。

格闘美神ウーロン・・・忘れてへんで(´ω`)

しっかり設置されていたのなんて4号機のファイナルジャグラーぐらいじゃないでしょうか。

 

でも最近は変わってきています。

HANABIを筆頭にアクロス系を置いている店舗は多いですし、ディスクアップも設置店は非常に多いです。

これは遊技人口の減少とか、情報発信がし辛くなったとか色々と理由はあると思うんですが、主に集客用としての割り切り設置です。

 

今の時代は誰もがネットを使いこなす時代になりました。

ユーザーは明日どのホールに行こうかなーと考えた時に、P-WorldやDMMパチタウンでホールを検索して探しますし、中には「ディスクアップ」など設置機種で検索する人も多いです。

この時1台も設置してないと、そもそも店舗がリストアップされないので集客に大きく響いてしまいます。

常時ベタピンだろうとバラエティに1台きりであろうと、設置があるのとないのとでは窓口に大きく差があるので、嫌々だけど設置して利益は他で回収するパターンが多いです。

 

また、出したいときに素直に出ると言うのも特徴です。

負けにくい機種なので出やすく、技術介入のある台ということで好んで打つ人もある程度知識や技量のある人が多いので高設定をアピールしたいときにしっかり気付いてくれやすいということで稀に全6とかやってるホールもあります。

 

・・・基本的には1ですけどね( ˘ω˘ )

 

今の時期は規制によってイベント告知ができなかったり、機種自体も内規の変更で6号機となって客離れが進みやすい時期なので、機械割100%を超えるということを目玉にした集客に使おうというのがホールの考え方だと思います。

 

機械割が100%を超える機種リスト

・アクロス系A+RT機種全般

2015年にHANABIが登場し、設定1でも機械割が100%を超えるということで話題になりましたが、アクロス系のAタイプは今の所全て100%超えてます。

 

まぁこれは皆さん当然ご存知で、ハナビストもいればバーサス好きもいたり、ゲッターマウス好きという尖った人もいます。

ちなみに、今の所機械割が一番高くなるのはB-MAXの101.5%みたいです。

 

・ディスクアップ

言わずと知れた話題のヤツ

設定1のフル攻略payは頭1つ飛び出た103%もあり、ディスクアッパーという言葉までできました。

 

パチスロミクちゃん

2段階設定でどちらの設定も機械割が104%というボーナスステージみたいな機種です。

残念ながらPB機なので、ガイア系列店でしか打つことが出来ないのが難点

 

・A-SLOT偽物語

意外と知られていませんが、実は100%を超える機種の1つです。

他の機種と違って技術介入要素がメダルに影響する点が少なく、シンプルに小役を取りこぼさなければ100%を超えるという珍しいタイプ。

A-SLOT系もアクロスと同様に100%超えが多いようです。

 

・A-SLOT北斗の拳 将

BIG中の技術介入要素により獲得枚数が増加、完全攻略時の機械割が100.1%になります。

0.1%を馬鹿にするなかれ・・・w

 

凪のあすから

NETからでたA+RT機

エピソードチャレンジ⇒エピソードゲームというHANABIのような二重RTが特徴。

二段目RTの突入条件が技術介入となっており、ギリギリまでエピソードチャレンジで粘ってからエピソードゲームに入れるゲーム性。

ビタ押しが必要な点も多く、難易度はかなり高めになっています。

 

あとがき

機械割が100%を超える機種のほとんどがAタイプですね。

ジャグラーよりもこういった甘い機種がAタイプの覇権となってくれれば言う事なしなんですが、甘ければ甘いほど設定も期待できなくなっていくので今ぐらいの設置割合だからこそねらい目なのかもしれません。

 

なお6号機の内規ではボーナスの最大出玉が300枚までとされているので、今Aタイプはなかなか作りづらい時期になっていますしホールも大事に使ってくれるといいんですけどね。

まさか健全の代表みたいなAタイプが作れない時代が来るとはなぁ・・・

 

さて、今回はここまでとなります。

この記事を読んで下さった全ての方がAタイプの面白さに気付きますように。