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ハンドル固定がダメな理由、実は法律違反って知ってた?

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今回はパチンコのハンドル固定遊技についての記事です。

 

基本的にホールでは禁止とされていると思いますが、打ち始める前に座ったらまず小銭を取り出して・・・なんてやってる人結構見かけますよね。

あくまで印象ですけど、高齢の方に多いような気がします。

 

最悪注意されればやめればいいか、なんて軽く考えているのかもしれませんが・・・

 

実はそれ法律違反ですよ!

 

注意喚起なんていう御大層なものではありませんし、説教するつもりも一切ありません。

シンプルになぜダメなのか、どんな法律に抵触するのかを紹介してみたいと思います。

 

ハンドル固定って何?

まずは全くの初心者の方でもわかるように、ハンドル固定とはなんだ?というところから入りたいと思います。

 

※そんなこたぁ知ってる、内容はよ!と言う方は目次から下の項目へ飛んでください。

 

ハンドル固定とは、パチンコの玉を打つスイッチであるハンドルを何らかの器具を使って固定して遊戯する方法です。

何のためにそんなことするかと言うと、安定したストロークで同じ位置を打ちたいとか僅かな力の加減で動かないようにとか・・・まぁ色々あるんですけど

 

ぶっちゃけ単純に楽だからです。

 

1日ずっと打ってた事がある方は知っているかもしれませんが、たかがハンドルをちょっとひねるだけの行為が長時間になると意外と辛いのです(´・ω・`)

だからいっそハンドルを固定してしまい、捻るのではなくただ掴むだけにすれば楽だよねってことでハンドルを固定する人が多くいます。

 

ハンドル固定の方法

法律違反ですよって言っておきながら紹介するのもどうかと思うのですが・・・どういう行為がハンドル固定にあたるかってことを理解していないと辞めようがありませんからね。

 

建前?ちょっとわかんないですね('ω')

 

ということでハンドル固定のやり方です。

一番多く用いられる方法はハンドルにコインや小銭を挟んで固定する方法ですね。

ハンドルはドアノブのように全体が回転するわけではなく、開店する部分と固定されている部分があるのでその隙間にコインを挟んで固定します。

 

しかし、この方法はメーカーによって剛性の強いハンドルだとうまく挟まらなかったり、カチカチで回せなかったりするので・・・過去私がやっていた方法はバッグクロージャーを使う方法です。

 

バッグクロージャーと言っても馴染みがないかと思いますが、簡単に言うと食パンの袋を止めてるプラスチックの

 

こういうやつ

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これをこんな感じで加工して

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赤枠の部分だけを使います。

緑枠を縦に拡大した物が最後の図で、ナイフややすりなどで斜めに削って先端を刃のように薄くすることでどんな隙間にも入りやすくしていました。

加工が必要ですが、これが1つあればコインがハマらないタイプのハンドルでも大抵固定する事ができたので非常に便利でした。

 

一応言っときますけど、こんなものまで用意して固定してたら言い訳効きませんからね、真似して一発出禁になっても知りませんよ!

私ももう使っていませんし、ハンドル固定自体もうしないようにしています。

 

ハンドル固定が法律に抵触する理由

さて、ここからが本題に入ります。

 

そもそもパチンコは、法的に「遊技」となることはご存知でしょうか?

遊技とは技術を使って遊ぶ娯楽ということで、パチンコ台は遊技機(技術を使って遊ぶための機械)という扱いになっています。

 

この「技術」というところがミソで、パチンコが法的に禁止されている賭博ではなく遊びであるための大事な建前です。

パチンコにおける技術とは打ち手が任意に玉を打ち出す強さを変化させることができることで、大事なのは客が操作して玉を打ち出すという点です。

 

これは風営法第八条「著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機の基準」の十一項に記載されており、

客が直接操作していないにもかかわらず遊技球を発射させることができる遊技機であること、遊技盤上の遊技球の位置を客の技量にかかわらず調整することができない遊技機であること、客が遊技盤上の遊技球の位置を確認することができない遊技機であること、役物を著しく容易に作動させることができる性能を有する遊技機であること、遊技の公正を害する調整を行うことができる性能を有する遊技機であること、その他客の技量が遊技の結果に表れないおそれが著しい遊技機又は遊技の結果が偶然若しくは客以外の者の意図により決定されるおそれが著しい遊技機であること。

 

e-Gov法令検索

 

とあります。

 

ハンドル固定するということはこの「客が直接操作」と言う部分を阻害し、ハンドルをひねることなくただ掴むだけで玉を飛ばすことが出来てしまいます。

これではもう遊技とは認められず、ただのギャンブル(著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機)ということになってしまうのでアウトということですね。

 

他にもまだあります!

パチンコ台は非常に厳しく管理されていて、釘1本・ネジ1本でも交換や変更する場合は公安委員会に届出を出し、承認してもらわなければいけない事になっています。

ハンドルを固定するために物を挟むという事は変更にあたり、必要な申請を行わず勝手に遊技機に不正なパーツを取り付けたと見なされます。

 

これは本来パチンコ屋に対して適応されるものですが、遊技者が勝手に取り付けたものであってもその台を使って営業を行っていることが発覚した時点で処罰されるかもしれません。

だからホールはハンドル固定を禁止し、結構厳しく見張っているわけですね。

 

 

あとがき

如何でしょうか、案外大事になりそうな感じで禁止されてますよね

 

まぁ実際はハンドルを固定していたとしても手で隠れるので見つかりにくく、また見つかったとしても「やめてくださいね」で済みます

過去にはメーカー側が玉を詰めれば簡単に固定できるような形のハンドルにしていたなんてこともありましたしね。

 

しかしすでに時代は変わり、明確な「禁止」が存在しています。

昔からの感覚で注意に従わず何度も繰り返していると、出禁や法律を盾に被害を訴えられてしまうこともあり得るので、皆様十分注意してくださいね。

 

ところで、固定が法的にアウトなら攻略打ちの禁止もアウトな気がするんですけどね・・・止め打ちひねり打ちが堂々とハウスルールで禁止になってるのはなぜなんでしょうね(´・ω・`)

 

 

ということで、今回はここまでになります。

この記事を読んで下さった全ての方に爆連チャンの幸運が舞い降りますように。