パチパチ情報部

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相次ぐホールの倒産、貯玉・貯メダルはどうするべき?

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今回はちょっと悲しいニュースから考える立ち回りです。

 

昨今の規制の強化によりパチンコ業界は縮小を余儀なくされ、ホールの売り上げ減少・倒産が相次いでいるようです。

これは単純に規制が強化されて出玉感やギャンブルとしての面白さが薄れ、遊技人口が減っていることに起因するものですが、逆に言えば規制が緩和されない限り歯止めをかける事も難しいと言えます。

パチンコ企業の売上高合計が減少、倒産件数は増加 規制強化で苦境に

 帝国データバンクは26日、パチンコホール経営業者の経営実態調査の結果を発表した。パチンコパチスロ業界においては、依存症の問題が提起されて以来進む規制強化による、遊技者離れの可能性が指摘されている。それを裏付けるように売上高合計の減少や1割を切る増収企業、増加が見込まれる倒産件数などの厳しい実態が明らかになった。

 

パチンコ企業の売上高合計が減少、倒産件数は増加 規制強化で苦境に | ニコニコニュース

 

そんな中、今でも楽しんでいるユーザーとして気になるのはやはりマイホの貯玉や貯メダルですよね。

万が一倒産でもされようものなら一夜にしてお金がデータの藻屑ですから(´;ω;`)

 

ということで、そんな苦境の中溜め込んだ貯玉や貯メダルをどうするべきか

どれぐらいなら許容範囲かを可能な限りのデータと個人的な観点から考えてみたいと思います。

 

取り巻く環境と条件

一言にどうする?と言っても、いろんな条件があると思います。

店舗の規模やグループ店の有無からくる閉店確率の高さとか、換金率から考える貯玉の有利性とか・・・そのあたりを一度整理してみましょう。

 

マイホールの背景

まずは貯玉や貯メダルを持っているホールの背景を確認してみましょう。

マ〇ハンやダ〇ナム、ガ〇ア・キコ〇ナなどの100店舗以上を持つ大手グループならそこまで焦って換金する必要はないかもしれません。

閉店の恐れはありますが、グループ店がまるごと倒産しない限り一気に潰れる事はないはずですし、設置台数の多い旗艦店ならなおさらです。

 

設置台数

ホールの設置台数についても大きな目安になります。

倒産が相次いでいるのは小~中規模の店舗が多いようなので、100~300台程度の小規模店が最も危なく、次いで301~600台程度の中規模店がやや危険と言ったところでしょうか。

設置台数800を超えるような大規模店については今の所まだ倒産は少ないようですが、規模が大きければ大きいほど経営も難しくなりますし資金もかかります。

グループ系列の大規模店なのか、単独の大規模店なのかによっても考えを変えたほうがが良いかもしれません。

 

換金率から来る貯玉の有利性

これは玉は4円、メダルは20円を条件に1万円分を貯玉で使った場合の表です。

1万円ごときで済むかよ!って方は掛け算がんばってください('ω')

 

現金貸玉⇒1万円で現金遊技した際に使える玉・メダルの数

再プレイ貸玉⇒再プレイで1万円分を使った場合の玉・メダルの数

差分⇒差が何発・何枚になるのか

差額⇒差を現金化した場合の金額

1玉あたり⇒現金化と再プレイで生まれる換金ギャップの額

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当然ではあるんですが、換金率が悪くなればなるほど貯玉・貯メダルでの遊技がお得になりますね。

また万が一倒産してしまった時にも、28玉の店で11200玉残すのと42玉の店で16800玉残すのが同じ4万円の損失です。

 

この点から考えて、換金率の良い店では少な目に、換金率の悪い店では多めに玉やメダルを残すといいんじゃないかな。

 

ちなみにこれは再プレイ無制限で考えていますので、再プレイに制限がある店ではもっと少なくていいと思います。

 

一番大事な稼働

目に見える点で一番大きいのは稼働率です。

大規模店なのに平日はガラガラ、土日でも1日中稼働は5割ぐらい・・・なんて店舗があったら要注意です。

仮に大手グループ店であろうと、そんな売上を出せない大箱を維持する意味がありません。

力を入れて集客を狙うか、いっそ切って他店に力を入れるか・・・って考えになるのは当然で、今のご時勢大型店が盛り返すほどの集客は難しいので切られる可能性大です。

 

マイホが最近客入り悪いなぁと感じるようになったら全換金の時期かもしれませんよ。

 

キャラアニ.com

倒産や閉店の前兆

そうは言ってもお得に遊技したいから、ギリギリまで玉やメダルは残したい。

そりゃそうですよね、私もそうです。

 

だって現金ボーダー超えてないんだもん!

 

そんな人のために、今までの経験と諸々調査した結果から、ホールが倒産・閉店前に起きやすい前兆ともいえる状況を纏めてみたいと思います。

 

【前兆その1】店員が減った・白服が接客してる

どんな業界でも、やはりピンチに陥った時に真っ先に削られるのは人件費です。

出費としては大きく、また 奴隷ども 他のスタッフに無理させれば回せない事もないですからね。

なので危険第一段階としてはホールスタッフが減ります

 

よく見ていればわかる事ではありますが、呼んでもなかなか来ない、余裕なくバタバタ働いているといった様子が見られたらちょっと危険です。

また、白服と呼ばれる上役がホールに出て接客しているのも危険です。

白服は社員であることが多く、時給で働くアルバイトさんを減らして月給である社員のタスクを増やすことで人件費を削っている可能性があります。

 

他にも、今まではいた清掃のおばちゃんを見かけなくなったなんて例もありますね。

 

【前兆その2】設備投資をしない

例えばトイレや休憩所など、遊技と実質関係のないサービス要素の設備が破損や故障しているのに修理する気配がない。

これはもしかしたら、修理しないのではなくしたくてもする余裕がないのかもしれません。

特に遊技に関係ない箇所は後回しにしてもさほど影響が出にくいので、資金に余裕がなければ後回しにされやすい部分です。

 

さらにデータ機などの遊技に関係する部分すら直さなくなったら・・・これはもうヤバイ、換金し時だと思います。

 

※遊技台そのものの故障や修理に関しては、申請やみなし機の関係もあるので資金難とは言い切れません。

 

【前兆その3】新台が入らない・規模の割に少ない

結構頻繁に新台入替を行っている印象があるホールですが、新台の価格は非常に高いです。

平気で1台40万円ぐらいしやがるんで、10台入れ替えたら400万円になります。

 

当然倒産がチラチラ見え隠れしているホールだとそんな大量に入れ替えられる資金力は残っていないので、最近新台入らないなぁとか、規模の割には5台しか入ってないなぁなんてことがあれば要注意です。

特に人気が出そう・看板になりそうな機種や、他店は多く導入されているのにマイホには全然入らなかったとなると換金を考えたほうがいいかもしれません。

 

【前兆その4】露骨な回収

回収がドギツくなったら危険度MAXです。

見せ台すらない、釘は全部マイナスで設定はベタピンなんて状況はすでに閉店が確定している可能性すらあります。

確定はしているけど、閉店日までに抜けるだけぶっこ抜いてやろうってことですね。

そりゃ出す必要がもうない、だって閉店するんだもん。

 

そもそも貯玉・メダルは再プレイのためにとっとくものですから、仮に閉店しないにしてもそんな状況の店に貯めておく必要もありません。

遠慮なく全換金してトドメを刺してやりましょう(*´ω`*)

 

あとがき

如何でしょうか、店舗や状況によって様々あると思いますが現状を鑑みるにあまり多くは残さない方がいいんじゃないかといったところです。

たまに10万発とか3万枚とか入ってる人を見かけますが、怖くないんでしょうかね?

 

あくまで個人的な意見ですが、週1~2回打ちに行くことがあって、マイホがある程度大型店舗ならいくらか貯玉を残すのはアリかなと思います。

貯玉の有利性を維持しつつも最悪の場合諦めがつく、もしくは貯玉保障で商品にすれば良い額として

専業の方は玉15000発~20000発、メダル3000枚~4000枚

遊び打ちの方は玉5000~7000発、メダル1000枚~1500枚

ぐらいがいいんじゃないでしょうか?

 

少中規模店の場合はよほど活気がない限り換金するか、ごく少量の貯玉にとどめておいた方がいいかもしれません。

持ち球ボーダーなどの関係はあるにしても、貯玉・貯メダルがなくなったらそれ以上は打てないってわけじゃないですし、やはりリスクを減らす事を優先すべきだと思います。

一応店舗によっては貯玉補償基金なんかに入っているところもありますけど・・・三店方式が使えないんであれは現金や金券にはなりませんからね(´;ω;`)

 

 

皆さんそれぞれ意見や考えがあると思いますが、業界全体が冷えていて実際に閉店するホールも多くなっています。

大事な貯玉・貯メダルを閉店で失わないよう気を付けてくださいね。

 

ということで今回はここまでです。

この記事を読んで下さった全ての方のマイホがどうか潰れませんように