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終わりゆく時代、5号機の歴史を振り返る第二弾 [2008年~2010年まで]

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5号機時代の終焉に伴い、激動と規制の5号機の歴史を振り返ろう第二弾。

さっそく前回に引き続き2008年から振り返っていきましょう。

 

【2008年】続く山佐時代とART機の定着

2007年から覚醒を始めた元カエル屋の山佐ですが、2008年も変わらず絶好調が続きます。

4thリールを携えてバイオハザードキン肉マンなどのキラーコンテンツを惜しみなく投入してきました。

4thリールは見ての通りリールが4本あるもので、演出用のテトラリールとは違って4本ともがメインリールというこれまでのパチスロの形態をぶち壊す発想でした。

 

まぁ、ぶっちゃけ実際打ってみると1つ多いだけなのに案外面倒で、しかもその分1回転に時間がかかるんでフルウェイトで打てない事もあったりなかったりだったんですが・・・面白い発想だったことは確かですし、打ってる間に結構慣れてくる部分もありました。

 

リールが4本って意外に盲点なんで、何か 悪さ 規制の抜け穴に使えませんかね?

ベル3つ揃い+図柄A・図柄B・図柄Cでなんやかんや・・・とか

山佐の開発さんぜひ何か思いついてください(´・ω・`)

 

話が逸れたので戻しましょう。

山佐が牽引する中、ARTの発展に逆行するかのようにエヴァシリーズ第三弾、新世紀エヴァンゲリオン-約束の時-も登場します。

大人気だったまごリオンの正当後継機として、まごリオンの島にそのまま導入されるような形で代替わりしていました。

ゲーム性やシステムも完成されていたものを大きく変化させることなく、引き続き人気を博していましたね。

ちなみに略称は約時でした、エヴァ部分なくなっちゃった・・・

 

他のメーカーは余り振るわない年でしたね。

実はサミーから格闘美神 武龍という名機が出てはいるんですが・・・あまりメジャーにはなれませんでした。

 

というのもこの機種はBIG中に二択チェリーが成立するんですが、比較的簡単なビタ押しを成功させることで成立フラグを見抜く事が可能で、フル攻略での機械割りが設定1でも101%ありました。

その甘すぎるとも言える性能から当然ホールは設定も入れず、むしろこの機種自体入れず・・・とホールに殺された名機なんです。

なお原作はマイナーなアニメらしいですが、そんなマイナーコンテンツを使ってもなお面白い台に仕上げてくるあたりはさすがサミーでしたね。

 

【2009年~2010年】ART全盛期のエウレカ時代

この頃になると大都技研忍魂や、ELECOから出た荒波機の筆頭緑ドンなどボーナスよりもARTをメインに置いたA+ART機がホール全体を占めはじめます。

5号機初期の暗かった雰囲気は消え、パチスロコーナーは大いに盛り上がっていました。

 

そんな中、サミーが交響詩篇エウレカセブンを世に送り出し、再度覇権を取り戻します。

第三のボーナスと銘打たれたARTは、ボーナスに負けず劣らず・・・というほどではないにしてもボーナス間を増やしながら消化できたり、通常時に直ARTに当選する事で新しいゲーム性を生み出しました。

 

また、チャンス役からの自力6択正解でART当選なんていう後の自力解除ゾーンの先駆け的なシステムも搭載していて、リリベの後の ねだるな勝ち取れ!

本当にアツくなれましたね・・・。

 

 

なお、エウレカの影に隠れて初代バジリスク甲賀忍法帖も2009年に導入されています。

現在のバジ絆にまで続く人気機の産声・・・のはずでしたが、絆ほどの人気はなくじわ売れといった印象の台でした。

 

個人的には原作バジリスクが大好きなのでかなり打ち込んだ機種でもあったんですが、ART機ながら純増2.3枚で出玉スピードもあり、ゲーム性もART中のボーナスで継続抽選を再度するなど、絆の前身として負けず劣らずの完成度だったと思います。

もっと評価されてもよかったイメージがありますが、2・3・絆とシリーズが続いているところを見るとしっかり評価されていたんでしょうか。

 

さらに2010年にはエヴァシリーズ第四弾、新世紀エヴァンゲリオン-魂の軌跡-も登場します。

依然人気はあったものの、フィギュアを筐体に搭載するなどの冒険が裏目に出たのかやや陰りも見えていました。

このあたりからホールのAタイプ覇権を二分していたジャグラーに奪われ始め、以降はART化やAタイプに戻すなど迷走を経て、無事ジャグラーにすべてを持って行かれることになります・・・

個人としてはペカより液晶のほうが好みなので非常に残念です(´;ω;`)

 

 

さて、今回はここまでで一旦区切りとなります。

次回は2011年~

ゲーム数上乗せや激動のAT時代に突入していきます!

ここまで来ると懐かしさよりも最近感が出てくるかもしれませんが、是非最後までお付き合いください。

 

それではまた次回お会いしましょう。

この記事を見てくださった全ての方に、フリーズを引ける幸運が舞い降りますように。

 

 

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