どうなるライターイベント!?大阪府警が大遊協に指導
2018年11月13日、大遊協が大阪府警より来店取材や招致などのいわゆるライター系イベントについて指導を受けたことを発表しました。
これにより今後大阪のホールにおいてライター系イベントは不可能になり、その他のイベントに関しても大きく制限される可能性があります。
前半は引用です
噛み砕いて現状だけ知りたい方は目次から「ぶっちゃけどういうこと?」まで飛んでください。
大遊協⇒大阪府遊技業協同組合
要するに大阪のホール組合です。
ソース
ヽ( ´ー‘)ノ⌒○#大阪広告宣伝 pic.twitter.com/DkmtiQ3XYA
— GOGO!! (@TPcysVjQgEHTr3Y) 2018年11月13日
引用
行政当局からの広告宣伝に関する指導について
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、今般、大阪府警察本部保安課から当組合の「広告・宣伝問題特別隆昌会」の担当役員及び同委員長が招致を受けて、次のとおり適正な広告宣伝についての指導を受けましたので連絡致します。
1 招致日
平成30年11月9日
2 招致趣旨
冒頭に担当者から、今回招致した趣旨の説明が次のとおりありました。
・府下ぱちんこホールにおいて、「取材」と称して出玉イベントを想起させるものや、会員メール・LINEなどのSNSによるパチンコライターの招致などを謳い出玉イベントを想起させる著しく射幸心をそそるおそれがある表現の広告宣伝が散見されている。
・組合員数が全国トップクラスである大遊協に対しては、大阪のみならず、全国の範となる姿勢を示していただき、真に「のめり込み防止」「射幸性の抑制」等の社会の求めに応じた対応を取ることを期待し、招致したものである。
なお、大遊協「広告・宣伝問題特別委員会」では、「取材の事前告知」は、すでに自粛すべきものと各位にお伝えしておりますが、趣旨説明の間に、担当者から「取材の事前告知をすることの意味は何なのか」との疑問を呈された発言もありました。
3 指導内容保安課管理官から口頭により、次のとおり広告宣伝に関する指導を受けました。・当課において、ぱちんこ営業所における「取材」に関する広告宣伝を調査した結果、「取材」や「パチンコライターの招致」等を謳い、出玉イベントを想起させる等の射幸心をそそるおそれがある表現を用いた広告宣伝」 が散見された。・「取材」を受ける又は要請すること自体は風営法に抵触するものではなく、 元より自由であるべきだが、これらが外部に表現される場合は、「ぱちんこ営業所の宣伝行為」と認識されるものである。・そのため、当該宣伝内容に射幸心をそそるおそれがある表現、篇る表現があれば規制の対象となり得る。・また、広告宣伝の方法は、視覚に訴えるもののみならず、聴覚に訴えるもの等あらゆる方法により表現されるものを対象とするものである。・業界全体として、「射幸心の抑制」「のめり込みの防止」に取組み、「ギャンブル等依存症」に監視、世間の耳目を集めている昨今、著しく射幸心をそそるおそれがある広告宣伝を行うことは、業界はもちろんのこと、引いては社会の流れに逆行する行為であって、当岐事業者は業界の足を引っ張っていることにほかならないことを認識する必要がある。
4 今後の対応大遊協では、前記指導内容及び現状下の実態などを併せて「広告・宣伝問題特別委員会」において検討した上で、近々に今後の方針を定めることとします。各組合員ホールにあっては、方針の決定を待つことなく、速やかに適正な広告宣伝など法令遵守に向けた適切な対応を取られるようお願い致します。決定した事項については、改めてご通知申し上げます。
ぶっちゃけどういうこと?
前提
まず、そもそもの前提として現在のパチンコ屋では
今日は出すぜ!ヤル気あります!的なイベントは射幸性を煽るってことで禁止されています。
これは存外厳しく、設定6をアンコウ(海シリーズの6図柄)で示唆したり、店内で特定の機種にだけPOPを刺したり、メールで特定の機種だけ太字にしてみたりといったもやっとした告知もアウトになります。
ホール側はガセにしろ本物にしろイベントであることをお客さんに伝えることができないわけです。
なので、取材が来ますよ!ライターが来て皆さんと一緒に打ちますよ!みたいな出玉に関連しないけどイベント日だよってことをなんとか伝えて集客を図ってたんですね。
そんな中、今回はライターイベントに白羽の矢が立った形です。
噛み砕いて言えば
警察「取材とかライターイベントってホールの宣伝だよね?」
大遊協「えっと、あの・・・」
警察「前から宣伝ダメって言ってたよね?」
大遊協「その・・・」
警察「射幸心煽ってるよね?」
大遊協「ちがっ・・・」
警察「大阪は人数多いからなぁ~模範になってもらわないとなぁ~」
警察「自浄できないなら規制とか増えちゃうかもなぁ~」
警察「(^^)ニコッ」
大遊協「はい、やめます・・・」
警察「府民のみなさん、警察はこんなに仕事してますよ!」
大遊協「ってことがあったんで、みんな自粛しようぜ(´;ω;`)」
ホール「えぇ・・・」
っていう発表ですね
今後どうなる?
完全にスケープゴートにされちゃってるんで、取材系やライター系イベントは完全になくなるでしょう。
ほとぼりが冷めたらライターじゃなく有名人(芸人とかタレントとか)の招致に変えてくるんじゃないでしょうか、あれは一応客を楽しませるイベントって言い訳もできますしね。
個人的にはホール以外の第三者が行うイベントがもっと盛り上がってほしいと思います。
現状ではホールとべったりで事前に打ち合わせもする第三者(笑)なんで全く意味はないんですが、本当に第三者が行うようになればホールもしっかり設定入れておかないとボロクソに言われますからね。
射幸心どうこうより先にガセイベなんとかしろよって話ですよ( ˘ω˘ )
あとがき
とうとうライターイベントにまでメスが入りましたね。
今回は大阪府警が大遊協間に対しての指導ですが、前例ができた以上全国のホールでもできなくなるのは時間の問題でしょうし、そもそもホール側が自粛するでしょう。
まぁ・・・正直どうでもいい!
確かに告知方法が1つ減ったって意味では悲しいことではあるんですけど、他にやりようはいくらでもありますよね。
例えばメールやLINEの配信
普段は挨拶を5行だけ書いておき、特定日だけ6行にする。
これだけで何らかの台の全6イベ示唆になりますし、たかが挨拶が5行から6行になったところで指導を入れられる事はないでしょう。
また店頭のハウスルール等を特定日のみ機種紹介に変えるとかでもいいと思います。
はっきりとイベントを明示することは今後もできないでしょうが、やり方次第で示唆はいくらでもできるのでライター来店に頼る必要は一切ありません。
個人的には
ライター呼んでギャラ払うなら還元しろよ!
と常日頃から思っていたので、今回の指導についてはむしろ打ち手にとっても良い事なんじゃないかと思ってます。
ライターを呼ぶお金を還元に回せるってこともありますし、イベントで集客できないとなると調整を良くするしかないですからね。
そもそもお金の無駄無駄でしょう、皆さんそんなにライターが打ってるのに興味あります?
雑誌系ライターさん・・・というか雑誌とかメディア自体がもう業界と蜜月なんで、本来暴かないといけない側のメディアがガセイベ連発する始末ですし、正直いらないと思います。
ライターさんはユーチューバーにでもなればいいんじゃないですかね?
それでは、今回はこのあたりで
この記事を読んでくれた全ての方に爆連の幸運が舞い降りますように。