パチパチ情報部

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実は中身は改造品~知られざるゲーセンパチスロの本質~

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今回はゲーセンに置いてあるパチンコ・パチスロ機についてです。

 

慎重派ビギナーさんの中にはゲーセンでしっかり練習してから・・・なんて人が案外います。

ゲーセンなら全台設定6営業!なんてポップを掲げてガンガンに煽ってるので、当たりやすい設定6の挙動を少ないお金で確認できるよねっていう理論です・・・が

( ´ω`)<その設定本当に6ですか?

よりも、さらに前の話です。

 

そもそも中身が違うゲーセン機

いきなり本質になってしまいますが、ホールにあるパチンコ・パチスロ機とゲーセンに置いてあるパチンコ・パチスロ機は見た目や機種が同じでも中身が全く違う事があります。

これは七号転用機と言って風営法の旧7号営業(パチンコ屋)で使っていた機械を旧8号営業(ゲームセンター)に転用したものという意味です。

単純に転用するだけなら何も違いはないんですが・・・JAMMA(一般社団法人日本アミユ一ズメントマシン協会)とかいう利権の匂いプンプンな団体ゲーム産業における規格の統一や健全化を扱う法人が

 

パチ屋で使ってた機械をそのまま置くなんて健全じゃない!」

 

とか言い出しました。

その結果、パチ屋で使っていた「遊技機」を置く時はゲーセン向けの「ゲーム機」に改造してから導入しようという自主規制が生まれました。

 

どんな改造をされてるの?

100円でクレジットが増える

まず目に見えて違うのは、クレジット式や循環式になっていることです。

ゲーセンでパチンコ屋パチスロを打ったことがある方は分かるかと思いますが、パチンコは玉が台の中だけで循環する作りに、パチスロは100円を入れたら30~40クレジット程度が追加される構造になっていますよね。

この時点でホールの台とゲーセンの台は大きく違うということになります。

 

機械割の規制

次に機械割の規制、これは正確な数値は噂レベルの話ですが設定6でも機械割が100%を超えないようにしていると言われています。

メダルゲームはメダルを使って遊ぶものなのに、増えたら射幸心を煽ってしまって健全化を阻害する!

ってことなんでしょうけど・・・じゃあ他のメダルゲームどうなんの?って話ですよね

パチやスロなんかより他の大型メダルゲームのほうがよほど射幸心煽ってるやんけ!

 

話が逸れました。

設定6でも機械割が100%を超えないって話に戻します。

この機会割、100%を超えないと言うとパチスロを普段からよく打つ諸兄は

「あぁ当たらないのか・・・まぁゲーセンだしな」

なんて思うかもしれませんが、必ずしもそういうことではありません。

むしろ遊ばせるために当たりやすく改造していることも多いぐらいです。

ならどうやって100%を超えないようにしているかというと、ペイアウトしなければいいんです。

強引な話ではありますけど、極論1枚もペイアウトしなければ機械割は0%になります。

 

色々な確率もいじれる

これについてはもう滅茶苦茶です、ホールで言うところの裏モノや遠隔なんかよりガッツリ改造されています。

まず一番気になる大当たり確率ですが、当然変えられます。

当たりやすくすれば数回転ですぐ当たるぐらいに上げられますし、逆に無抽選にすることもできます。

これを使い、機械割を90%になるように出せと設定しておけばその通りに大当たりを制御して当てたりハマらせたりします。

こんなもんホールに置いてたら一発で許可取り消しですね。

やっちゃいけない改造

基本的には推奨されている改造ですが、中にはやってはいけないものもあります。

それはプライズ機やリデンプション機への改造、要するに景品出せるようにしちゃだめだよってことですね。

すでに景品が出てくるように改造されているものに関しては、景品が出てくる機能を取っ払いなさいって指導が入っているようです。

昔は一定数を超えたらガムが出てくるパチンコや、カプセルが出てくるパチスロがありました。

カプセル内のチケットをカウンターに渡すとHなVHSなんかをくれたり・・・男子高校生には大人気でした、規制の緩い時代ですね(´ω`;)

 

今はもうがっつり規制されて景品なんて微塵も出せないようになってます。

過去に景品を出すという建前で金のメダルなんかを出す、実質換金できるゲーセンパチスロなんてものが編み出されたこともあるので、そういったものへの対策でしょうね。

 

必ずしも酷い改を造されているわけではない?

ここまで改造とそれによる違いを説明してきましたが、必ずしも上記のような酷い改造されているわけではないようです。

というのも、改造を推奨しているJAMMAはゲーセン界の日工組や日電協みたいなもので、健全化という大義名分の元改造の作成基準を出して認定する制度をつくっていますが、あくまでイチ法人に過ぎず規制も自主規制に留まります。

定期的な検査があるわけでもないので、ゲーセン側としては律儀に守らなくてもばれないわけです。

そういった側面もあり、ほんの一部(クレジット化など)のみの改造にとどめ、中身はホールで稼働しているものと同じ状態で設置している店舗もあるようです。

 

換金はもちろん、景品交換もなしでただ純粋に打って楽しむだけのパチンコ・スロット専門ゲーセンなどでよく見られるらしいので、純正に近いなつかしスロットなんかが打ちたい場合は普通のゲームセンターより専門ゲーセンのほうがいいかもしれませんね。

 

あ、換金とかしてるならそれはゲーセンじゃなくて闇スロなので気を付けてください(゜ω゜;)

 

あとがき

まさかそこまでの改造がされてたの?って思った方も多いんじゃないでしょうか。

そりゃぁもうやりたい放題ですし、中身がまともなパチ・スロだと思わない方がいいです。

冒頭で少し触れましたが、全台設定6!超甘釘営業中!なんてポップで煽っているゲーセンも多くありますけど

 

ぶっちゃけ6もクソもないです

 

当てたいときは自動で当ててくれるし、当てたくない時は無抽選です。

表向きの設定が6だろうが1だろうが関係ないですし、なんなら100段階設定の6かもしれません。

目押しが苦手だから・・・とかホールで打つ前の予習に・・・なんて考えでゲーセンのパチンコ・パチスロを打つぐらいなら、よほど低貸しの2スロや0.2パチなんかで打つ方が練習になると思います。

ゲーセンで打つなら見た目が同じだけのメダルゲームとして、割り切って楽しむ程度が良いと思いますよ