ホールに置いてある通常景品
皆さん楽しくパチってますか?
今回はホールに置いてある景品についてのお話です。
カウンターの周りにお菓子や日用品をはじめ、ちょっとした電化製品まで色々置いてあるのを見たことありますよね。
見たことない方はお金にまっしぐらすぎて目に入ってません、もう少し周りを視ましょう(´ω`)
そんなパチンコ屋の景品について、どんなものがあって何と交換すればお得なのかを考えていきたいと思います。
通常景品いろいろ
皆さん通常景品の棚とかみたことあります?
ぶっちゃけほとんど見ない方多くないですか?、お金まっしぐらの特殊景品⇒交換直行ですよね
まぁいいんです、いいんですけども・・・通常景品も結構色々取り揃えられてます
これ実は風営法でちゃんと決まってまして、簡単に言えば
パチ屋は遊技をして、その結果得た玉を景品に交換する遊技場なんだから景品を充実させなきゃいけない。
具体的には5品目、500種類以上は用意しなさい。
設置台数が500台を超える店舗では設置台数と同じ種類の景品を用意しなさい。
ってなってます。
品目というのは食料品、衣料品、家庭用品、嗜好品とかなんやかんやある種別です。
お菓子だけ500種あっても認めないよ!ってことですね。
現物展示されてなくても良い
これ意外と知らない人が多いと思います。
たまには通常景品でも見てみるか!と棚を眺めたものの、やっぱりたいしてほしい物がなくて特殊景品に変えちゃったなんて経験ないですか?
ちょっと待ってください、あなたが見た景品は全種類の半分ぐらいかもしれません!
というのも、景品を全種展示するのが難しい場合
その種類の半分以下に限り、カタログやパソコンのモニターなどで展示しても良いとされています。
昨今は1000台近い規模の大型店が増えていますが、そういった店舗の場合は1000種類ぐらいの景品を用意しないといけないわけですよね。
となると、全種類の展示が困難な場合~とかいうレベルでなく、困難に決まってます。
さすがに半分ギリギリを攻めてくるホールは少ないかもしれませんが、3分の1ぐらいをカタログ展示にしているところは多いと思います。
たまには通常景品でも貰って帰ろうと思っている方は、しっかりカタログも確認してから欲しい物を決めると良いですよ!
等価性と限度額
等価交換の原則
義手義足の金髪錬金術師が好きそうな言葉ですが、これはパチンコの景品にも適応されます。
カウンターで交換できる景品は、全て玉やメダルと等価じゃないといけません。
4円パチンコなら1発4円、20円スロットなら1枚20円として取り扱って景品と交換します。
通常景品だけだって? いやいや全ての景品が対象です。
28玉交換のお店であなたが貰った大景品の価値は5600円ですよ。
まぁ、その5600円の景品が景品交換所という別のお店が5000円で買い取っていたとしても、それはそちらの都合でホールは無関係ですから^^
限度額
限度額とは、いくらまでの価格のものならホールの景品にできるかという最高価格のことです。
じっくり見てみると分かりやすいかと思いますが、4パチ2500玉、20スロ500枚
要するに1万円が最高額で、それを超えるものはまずないと思います。
これは、過去景品の上限は1万円までとされていたことから
過去ってことは今は違うの?って思った方もいますよね
確かに、今は少し違って上限は9600円に消費税分を加えた価格とされています。
本記事執筆の2018年10月現在においては消費税は8%なので、9600円+768円なので上限は10368円までという事になるんですが、上限が368円違ったところで・・・ってことで、大半1万円までになってます。
得する景品・損する景品
景品は等価交換だと前項で言いましたが、結局のところ景品交換所で目減りするなら通常景品のほうが得じゃないの?って思うかもしれません。
が・・・一概にそうとも言えないんです。
例えば、28玉交換のお店で1万円(2500発)の景品を貰うとします。
28玉交換で1万円を現金で得ようと思ったら2800発が必要なので、換金時の1玉の価値は約3.57円になります。
そこで2500発の景品を貰うとなると、3.57×2500で8925円
1万円の景品を8925円で買えたぜ、ラッキー!
で終われば皆が幸せだったんですが
その1万円の景品は1万円ではないかもしれないのです。
パチンコ屋にある一般景品って、基本的に希望小売価格なんです。
これは等価性に関わってくるところで、一般的に市場に流通している価格なら等価性を有していると判断されるようですが、一般的に市場に流通している価格ってバラバラですよね。
なので希望小売価格がある商品に設定されていることがほとんどです。
メーカーが希望している小売価格なので等価性に違反する事はないですよね?っていう解釈で、値上げも値下げもしてません。
ということで、1万円の景品が1万円ではないというのは
ホールの景品としての価格は2500発(約1万円)でも、同じ商品を別のお店で買うと7000円ぐらいで済むかもしれないという事です。
じゃあ、結局のところ何を貰えば特になるのかというと
景品としての価格と実際の市場価格の差があまり大きくないもの
要するに市場であまりディスカウントされてない景品を貰うのがお得ということになります。
市場価格が下記の差額目安以内のディスカウントだった場合は貰った方がお得、目安以上にディスカウントされていた場合は一度換金してから購入した方がお得となります。
◆差額目安◆
28玉⇒11%
30玉⇒17%
33玉⇒25%
42玉⇒41%
42玉交換ぐらいになってくると、一般市場では大セールレベルなので大抵のものと交換してもお得になるかもしれません。
が、正直めんどくさいしそんな計算やってらんないですよね。
そんな人はとりあえずタバコに変えておきましょう。
タバコは法律で販売価格が決められており、値引き率0%なのでパチンコ屋で貰おうが他の店で買おうが値段は変わりません。
ということは、何玉交換であろうとタバコに変えている以上は4円等価を維持できるという事です。
喫煙者の方に限りますが、出玉ができたら毎回出来る限りのタバコと交換して帰るのが一番お得です。
ただ、ホールもそんなことは十分承知しているのでタバコの交換数には上限がある事も多いです。
毎回タバコを上限まで交換して帰っていると、おそらく裏でマルボロさんとかラークさんなんてあだ名を付けられること間違いなしです。
あとがき
如何でしょうか
正直私は割引率まで考えて景品を選んだことがないので、ほぼ特殊景品一択ですが、
タバコに関してはガチでお得なので喫煙者の方にはおすすめします。
ただし、上で書いた通りほとんどのホールが何箱まで、何カートンまでといった制限を設けています。
非喫煙者の方も、安定して買い取ってくれる友人に無償で譲ったら感謝のお小遣いをくれた・・・ぐらいならセーフかもしれませんが、くれぐれも商売にならないよう気を付けてくださいね。